ホッフェンハイム戦で先発フル出場を果たした香川 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
DFBポカール準々決勝が7日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはホッフェンハイムと対戦し、延長戦の末3-2で勝利した。
地元メディア『Ruhr Nachrichten』は、同試合で先発フル出場を果たした香川に「4.0」(最高点1、最低点6)をつけ、「頭を休め、ひと息つけるために休養を取った(先発から外れた)バイエルンとの一戦を終え、先発メンバーに復帰。しかし、40分にはビッグチャンスでもたついてしまい、シュートまで持ち込めなかった。長い間、彼の持っているゲームメーカーとしてのクオリティを出せずにいる。迷いがあるために、彼のアクションはスピードに欠けることが多い」と、休息を終えた後も香川自身が本来持つクオリティを発揮できていないと厳し目の評価を与えている。
『Westdeutsche Allgemeine』は「4.0」の採点を付け「37分のピエール・エメリク・オーバメヤンへのループパス、50分のイルカイ・ギュンドアンとのワンツーパスなど、いいプレーが何度かあった。しかしながら、ボールを受けた時、常にどこか慌てているようで、その結果、何度かシュートチャンスを逃してしまった」と、落ち着いてプレー出来ていないと指摘。
また、『Revier Sport』は「3-」の及第点を与え、「先発に復帰すると、ゲームを活気づけた。前半のベストプレーは、37分にオーバメヤンのシュートをアシストした場面。後半に入ると、ギュンドアンとの美しいワンツーパスがあったが、その後は姿が消えてしまった」と他紙の評価と同様に、何度か好プレーを見せたものの、試合から消えていた場面が多かったと記している。