笑顔を見せるクロップ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントは7日、DFBポカール準々決勝でホッフェンハイムと対戦。延長戦の末、3-2で勝利を収めた。
準決勝進出を決めた後、ユルゲン・クロップ監督は「結果から思う以上に内容はよかった。本当に激しい試合だった」と振り返った。日本語版クラブ公式HPが伝えている。
ホームでの一戦だったが、一時はビハインドを負う展開。「後半の反撃が本当に素晴らしく、相手が耐え切れないほどプレッシャーをかけて、その攻勢を同点ゴールに結びつけた」と指揮官。「そして最後の仕上げはセバスティアンだった。今日の試合で、あのようなシュートを決めたことに特別な意味があった」と、延長戦で決勝ゴールを叩き込んだ元ドイツ代表MFセバスティアン・ケールを称賛した。
相手のクリアボールを、ペナルティーエリア外から左足のダイレクトボレーで打ち返した一発について、「あんなことができるなんて知らなかった。彼がヒーローになって嬉しいよ」と喜んだ。
4日のリーグ戦は、ホームでバイエルンに敗戦。「劇的な幕切れのシーソーゲームだった。バイエルンに敗れたあと、(マルコ)ロイスと(マッツ)フンメルスが離脱したことを考えれば、本当によく戦ってくれた」と、延長戦にもつれながらも勝ち切った選手たちを労った。