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大迫、11試合ぶりに先発も不発…ケルンは土壇場の失点で勝ち点逃す

2015.02.15

ボルシアMG戦に先発出場したケルンのFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第21節が14日に行われ、ボルシアMGとFW大迫勇也、MF長澤和輝が所属するケルンが対戦。大迫が11試合ぶりに先発出場、長澤はベンチスタートとなった。

 9分、ボルシアMGにチャンスが訪れる。CKを獲得すると、ペナルティエリア内中央へのクロスにトニー・ヤンチュケがヘディングで合わせるも、枠を捉えることができない。2分後には、イブラヒマ・トラオレの縦パスを受けたマックス・クルーゼがロングシュートを放つが、わずかに枠の上に外れる。

 対するケルンは、思うようにボールを繋ぐことができない。押し込まれる時間帯が続く中、40分にエリア手前で大迫が相手を背負いながらボールをキープ。パスを受けたマルセル・リッセがミドルシュートを放ったが、ヤン・ゾマーに阻まれる。スコアは動かないまま前半を終える。

 後半に入ってからもボルシアMGペースで試合は進むが、1点が遠い。57分、トラオレがエリア内右から放ったシュートは相手GKの正面。直後、スルーパスに抜け出したクルーゼのシュートもティモ・ホルンのファインセーブに遭い、ネットを揺らすことができない。67分には、ゴール正面左の好位置でFKを獲得。グラニト・ジャカがグラウンダーのシュートで直接狙ったが壁に弾かれる。跳ね返ったボールを再びシュートに持ち込むが、ゴール左に逸れる。

 ケルンは77分、大迫に代えて、今冬にレンタルで加入したデイヴェルソンを投入。86分には長澤もピッチに立つ。しかし、ボルシアMGの攻撃は止まらない。後半アディショナルタイムにFKのチャンスを得ると、ゴール前へのクロスに中央フリーのジャカがヘディングで合わせ、土壇場で先制。そのまま逃げ切ったボルシアMGが1-0で勝利を収めた。ケルンは4試合ぶりの敗戦を喫している。

 次節、ボルシアMGはハンブルガーSVと、ケルンは日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 1-0 ケルン

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