古巣との対戦に挑むノイシュテッター(左) [写真]=Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、6日にブンデスリーガ第20節のボルシアMG戦をホームで迎える。同クラブのドイツ代表MFロマン・ノイシュテッターが試合に向けて意気込みを語った。クラブ公式HPがコメントを伝えている。
リーグ戦も後半に入り、再スタートの2試合を1勝1分けで切り抜けた。これについて「申し分ない結果だ。バイエルン相手に勝ち点を取れるなんて、試合前は誰も思っていなかったんじゃないかな」と、敵地での首位バイエルン戦を引き分けに持ち込めたことに一定の満足感を得た様子。
同試合でカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ・モティングがPKを外したことについては、「チュポ・モティングを恨んでなんかいないよ。それがサッカーだからね。彼は今シーズン、既にいくつもの重要なゴールを決めてくれているしね」と、味方の失敗を擁護している。
ノイシュテッターは2012年までボルシアMGに所属していた。翌日に迫った古巣との対戦については「戦術的に優れているチームだ。頻繁にカウンターも仕掛けてくるだろうしね」と、相手のカウンターを警戒。互いに2015年は無敗の戦いを見せていることから、「今年はいいスタートが切れているだけに、拮抗した試合になるだろうね」と予想した。
第19節を終えた時点で、6位シャルケは3位ボルシアMGを勝ち点差2で追う展開。ノイシュテッターは、「今回の試合は、3位の座が懸かっているんだ。僕たちにとってプラスなのは、新しいシステムに慣れてきたし、点を取れる選手が前線にいることだね」と、ウィンターブレイクの間にロベルト・ディ・マッテオ監督の戦術が浸透しつつあることで、上位対決を制することに自信を覗かせている。