ベンチ入りするも出番のなかったドルトムントMF香川 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第18節が30日に行われ、レヴァークーゼンと日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが対戦した。
リーグ戦3位のレヴァークーゼンが、ホームのバイ・アレーナに17位のドルトムントを迎えての一戦。香川はベンチスタートとなり、新加入のケヴィン・カンプル、負傷から復帰したマルコ・ロイスらが先発に入った。
26分にドルトムントは、エリア前左でボールを受けたマルセル・シュメルツァーが自らシュートを放つがGKベルント・レノが難なくキャッチ。さらに28分に、同じ位置からヌリ・シャヒンがミドルシュートを放つが枠を捉えられなかった。32分、エリア手前右でFKを獲得したレヴァークーゼンは、ハカン・チャルハノールが直接狙うが、GKローマン・ヴァイデンフェラーが正面でキャッチ。
39分にレヴァークーゼンは、カリム・ベララミがエリア内右に抜け出して、切り返しでDFをかわし、中央へマイナスの折り返しを入れる。そのボールにゴンサロ・カストロが右足で合わせるが、ライン上のマッツ・フンメルスが頭で弾いてゴールとはならなかった。
前半はこのまま終了し、スコアレスドローで折り返す。
後半に入って50分、味方がカットしたボールでエリア内右に抜け出したチーロ・インモービレが右足を振り抜くが、GKレノが弾き出した。71分にFKのクリアボールをエリア手前右でカンプルがシュートを放つと、エリア内中央のインモービレが反応し合わせるが枠を捉えられない。
76分にレヴァークーゼンは、シモン・ロルフェスからのパスを受けたカストロがフリーでループシュートを狙うが、クロスバー上に外れた。84分にドルトムントは、相手がクリアしたボールをエリア手前からシャヒンがダイレクトでボレーシュートを放つが、わずかに枠の左に逸れた。
試合は両チームが得点を奪えず、ドルトムントとレヴァークーゼンは後半戦の初戦をスコアレスドローで終えた。香川に出場機会は訪れなかった。なお、ドルトムントはリーグ戦4試合白星がなく、18位のフライブルクが勝利したため、最下位転落となった。
レヴァークーゼンは次節、4日にMF細貝萌と原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦。ドルトムントは同日、ホームにアウクスブルクを迎える。