ヴォルフスブルクからハンブルガーSVへ移籍したFWオリッチ [写真]=Bongarts/Getty Images
ハンブルガーSVは30日、ヴォルフスブルクからクロアチア代表FWイヴィツァ・オリッチを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。オリッチは、2009年に退団して以来となる5年半ぶりの古巣復帰を果たした。
ハンブルガーSV(HSV)との契約期間は2016年までで、背番号は「8」。また、引退後には同クラブ下部組織での仕事がオプションとしてついている契約だと発表されている。なお、移籍金は明らかにされていないが、ドイツ紙『ビルト』は150万ユーロ(約2億円)と見込んでいる。
クラブ公式サイトでオリッチは、「昨日(29日)の午後、僕はヴォルフスブルクのチームと練習していた。そして僕がHSVに復帰できるとのニュースが届いたんだ。僕は急いで家に帰って仕度して、その夜にはハンブルグに着いていたよ」と移籍までの経緯を明かし、「タフな仕事になると思うが、僕は楽しんでいるし、貢献できるように頑張るよ」と意気込みを語った。
1979年生まれで35歳のオリッチは、2007年にCSKAモスクワからハンブルガーSVに移籍。2シーズン半で115試合に出場し48ゴールを獲得していた。そして2009年7月にバイエルンに加入し、2012年7月にヴォルフスブルクへ移籍していた。