敵地で勝てない現状を嘆くフンメルス [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、低迷するクラブについて、「見ていられない」と批判するコメントを発した。21日のイギリス紙『デイリーミラー』など複数メディアが報じている。
ドルトムントは20日に敵地で行われたブンデスリーガ第17節のブレーメン戦で1-2と敗れ、リーグ前半戦を降格圏内の17位で終えた。
26歳のフンメルスは「僕たちは最近の試合で、ホームではうまくいっている。でも、アウェーでは最悪だ。見ていられないほどうまくいかない現状に愕然としている」と批判的なコメントを発し、来年1月の移籍報道も過熱しそうな状況となっている。
フンメルスには現在4500万ポンド(約84億円)の価格が設定されており、マンチェスター・Uやアーセナルが獲得に興味を示していると報じられている。
一方、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督も、「上半期の結果がそのまま出てしまった。我々は非常に酷い前半戦を過ごした。我々はバカみたいにここに立っている。我々は間違えたことを正すつもりだ」と、厳しいコメントを残した。
ドルトムントのリーグ前半戦、アウェーゲーム9試合の戦績は1勝1分け7敗と大きく負け越している。勝利を収めたのは8月29日の第2節、香川がドルトムント復帰後初得点を挙げたアウクスブルク戦で、以降の8試合では白星から遠ざかっている。