バイエルン戦でプレーするフンメルス(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、数週間離脱することになった。ドイツ紙『ビルト』が2日に伝えている。
フンメルスは1日に行われたブンデスリーガ第10節のバイエルン戦に先発出場し、前半はドイツ代表MFトーマス・ミュラーやポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキらを抑え込む活躍を見せていた。
しかし、『ビルト』によると、同選手はハーフタイム中にロッカールームで左足首の痛みを訴えた模様。そのままセルビア代表DFネヴェン・スボティッチと交代している。
守備の要である同選手の負傷についてドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督は、「高くジャンプした時に痛めたようだ」と話しており、左足首外側じん帯を断裂し、復帰まで6週間を要した時の古傷を、再び痛めてしまった可能性が高いと見られている。
けがの状況に関して、フンメルスは「そんなにひどくないことを願っているよ。自分でも、前のけがの時ほど(悪い感じ)ではないと感じている。いずれにしても、まずはMRI検査を受けなければね」とコメント。3日に行われる精密検査の結果が出るまでは、まだ正確なことは言えないそうだが、同クラブのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOも認めたように、離脱期間は数週間程度になる見通しだ。