好調をキープしている中村敬斗 [写真]=Getty Images
スタッド・ランスに所属する日本代表FW中村敬斗が、現在好調な理由について言及した。24日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在24歳の中村は今シーズンここまでリーグ・アンで全8試合(スタメンは7試合)に出場しており、現在は日本人の欧州5大リーグにおける記録を塗り替える5試合連続ゴールを決めている。
26日に行われるリーグ・アン第9節スタッド・ブレスト戦前の記者会見に出席した中村は、今季好調をキープしていることから、昨季から何か変えたことがあるのかと聞かれると、「特にこれといって個人的に変えたことはない」と返答しつつ、「昨シーズンの終盤からちょっとずつフランスリーグにアダプトしてきた感じがあって、それが今シーズンのこういういい形に繋がっているかなと思います」とリーグへの適応が自信に繋がっていることを明かした。
「コンスタントに試合に出られていますし、そういった中で結果も残せているので、試合毎に自信というのは増してきています」
また、適応できたというのはリーグになのか、それともチームになのかという問いには「ランスのチームには早い段階でフィットできたと思いますが、フランスリーグだったり、フランスのサッカーという部分にアダプトするのに少し時間がかかったような感じはします」と言及。前所属のLASKリンツ(オーストリア)でプレーしたオーストリア・サッカー・ブンデスリーガとの違いについては次のように続けた。
「オーストリアリーグからフランスリーグにステップアップしてきたので、前よりレベルの高いところでサッカーをしているので、そこはもちろん時間は必要でした。大きな違いのところで言うと、よりウィンガーとしては個で仕掛けるという部分は必要になってきているかなと思う。そういう部分も少しずつできるようになってきているので、もっともっと発揮したいです」
なお、第8節終了時点で5ゴールを記録している中村。今シーズンの目標はあるかと聞かれると、「あんまり自分で何点取りたいとかは言わないようにしている。個人的にも何点取りたいとかはないので。取れるだけ取って、それがチームの勝利に少しでも繋がればいいと思います」と語るにとどめた。
By サッカーキング編集部
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