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チェルシーら9チームが連勝スタート! 日本人は渡辺剛、森下龍矢ら5名出場【ECL第2節】

2024.10.25

ジョアン・フェリックス(中央)が2ゴールを挙げ、チェルシーは敵地で大勝 [写真]=Getty Images

 カンファレンスリーグ(ECL)・リーグフェーズ第2節が24日に各地で開催された。

 今大会の優勝候補と目されているチェルシーは、プレミアリーグのメンバーから大幅にターンオーバーを実施しながら、敵地でパナシナイコスに4-1と大勝。22分にジョアン・フェリックスのゴールで先手を取ると、49分にミハイロ・ムドリクのヘディングシュートでリードを広げ、55分にJ・フェリックスがミドルシュートでこの日2点目。59分にはクリストファー・エンクンクにもゴールが生まれ、その後1点を返されながら、力の差を見せつけた。

 フィオレンティーナは敵地でザンクト・ガレンとの撃ち合いに4-2で勝利。ベティスはホームでコペンハーゲンと対戦し、立ち上がりの8分にアブデ・エザルズリのゴールで先手を取りながら、後半にPKで追いつかれ、1-1のドロー。連敗こそ避けたが、今大会初白星は次節以降にお預けとなった。

 今節は5名の日本人選手が出場。ヘントがホームでモルデを2-1で破った試合には、前節チェルシー相手にゴールを決めた渡辺剛がセンターバックでフル出場したほか、伊藤敦樹も終盤の82分に途中出場。GKシュミット・ダニエルに出番はなかった。

 レギア・ワルシャワに所属する森下龍矢は敵地でのTSC戦で80分間プレーし、3-0での勝利に貢献。ユールゴーデンに所属する小杉啓太は、左サイドバックとしてフル出場しながら、チームはホームでヴィトーリア・デ・ギマランイスに1-2で敗れた。ヘルシンキはディナモ・ミンスクを1-0で下したが、同試合の78分からはヘルシンキ所属の田中亜土夢が途中出場している。ハーツはホームでオモニア・ニコシアを2-0で破ったが、ハーツ所属の小田裕太郎はメンバー外だった。

 リーグフェーズ第2節の結果と順位表は下記の通り。なお、第3節は11月7日に各地で開催される。

【リーグフェーズ第2節結果】

■ヴィキングル・レイキャヴィーク(アイスランド) 3-1 サークル・ブルッヘ(ベルギー)
ヘント(ベルギー) 2-1 モルデ(ノルウェー)
ユールゴーデン(スウェーデン) 1-2 ヴィトーリア・デ・ギマランイス(ポルトガル)
APOEL FC(キプロス) 0-1 ボラツ・バニャ・ルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ラピード・ウィーン(オーストリア) 1-0 ノアー(アルメニア)
ハーツ(スコットランド) 2-0 オモニア・ニコシア(キプロス)
■ザンクト・ガレン(スイス) 2-4 フィオレンティーナ(イタリア)
パナシナイコス(ギリシャ) 1-4 チェルシー(イングランド)
■ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド) 2-0 ペトロクブ・フンチェシュティ(モルドバ)
■ツェリェ(スロベニア) 5-1 イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)
■ラーン(北アイルランド) 1-4 シャムロック・ローヴァーズ(アイルランド)
ベティス(スペイン) 1-1 コペンハーゲン(デンマーク)
■ヘルシンキ(フィンランド) 1-0 ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)
■オリンピア・リュブリャナ(スロベニア) 2-0 LASKリンツ(オーストリア)
■ザ・ニュー・セインツ(ウェールズ) 2-0 アスタナ(カザフスタン)
■ムラダー・ボレスラフ(チェコ) 0-1 ルガーノ(スイス)
■TSC(セルビア) 0-3 レギア・ワルシャワ(ポーランド)
■パフォス(キプロス) 0-1 ハイデンハイム(ドイツ)

【順位表】

順位:チーム(勝ち点/得点/失点/得失点)
1位:チェルシー(6/8/3/5)
2位:フィオレンティーナ(6/6/2/4)
3位:レギア・ワルシャワ(6/4/0/4)
4位:ルガーノ(6/4/0/4)
5位:ヴィトーリア・デ・ギマランイス(6/5/2/3)
6位:ハーツ(6/4/1/3)
6位:ヤギエロニア・ビャウィストク(6/4/1/3)
8位:ラピード・ウィーン(6/3/1/2)
—ノックアウトステージ進出—
9位:ハイデンハイム(6/3/1/2)
10位:シャムロック・ローヴァーズ(4/5/2/3)
11位:ボラツ・バニャ・ルカ(4/2/1/1)
12位:サークル・ブルッヘ(3/7/5/2)
13位:ツェリェ(3/6/4/2)
14位:パフォス(3/4/2/2)
15位:モルデ(3/4/2/2)
16位:オモニア・ニコシア(3/4/2/2)
17位:オリンピア・リュブリャナ(3/3/2/1)
18位:ノアー(3/2/1/1)
19位:ザ・ニュー・セインツ(3/2/2/0)
20位:ヘント(3/4/5/-1)
21位:アスタナ(3/1/2/-1)
22位:ヴィキングル・レイキャヴィーク(3/3/5/-2)
23位:ヘルシンキ(3/1/3/-2)
24位:ユールゴーデン(1/3/4/-1)
—決勝トーナメントプレーオフ進出—
25位:コペンハーゲン(1/2/3/-1)
26位:APOEL(1/1/2/-1)
27位:ベティス(1/1/2/-1)
28位:LASKリンツ(1/2/4/-2)
29位:パナシナイコス(1/2/5/-3)
30位:ディナモ・ミンスク(0/1/3/-2)
31位:ムラダー・ボレスラフ(0/0/3/-3)
32位:TSC(0/0/4/-4)
33位:イスタンブール・バシャクシェヒル(0/2/7/-5)
34位:ペトロクブ・フンチェシュティ(0/1/6/-5)
35位:ザンクト・ガレン(0/4/10/-6)
36位:ラーン(0/1/7/-6)

【大会方式について】
 リーグフェーズは上位8チームがノックアウトステージに進出(ストレートイン)。9位から24位のチームはホーム&アウェイ形式の決勝トーナメントプレーオフへ回ることになる。ストレートインした8チームと決勝トーナメントプレーオフで勝利した8チームの計16チームで、ノックアウトステージが実施される。

 リーグフェーズ終了時点で勝ち点が並んだ場合、得失点差、得点数で多い方が上位となる。それでも決着がつかない場合、リーグフェーズで対戦した8チームが獲得した合計のポイント数(8チームの勝ち点合算)が多い方が上位となる。

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By サッカーキング編集部

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