来季から“マクドナルド”に変更となるリーグ・アン [写真]=Getty Images
リーグ・アン(フランス1部)は21日、2024年7月1日から3シーズンにわたって『マクドナルド』とタイトルパートナーとなる条件に基づく戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。
リーグ・アンでは現在、アメリカのオンラインフード注文・配達プラットフォーム『Uber Eats』が大会名称権を獲得しており、年間1600万ユーロ(約26億円)の契約を締結している。しかし、この3年契約が今シーズンまでとなっていることから、今後の動向には注目が集まっていた。
すでに一部ではアメリカ発祥のファーストフードチェーンストアとして有名な『マクドナルド』と交渉を進めていることが報じられていたが、今回正式に契約を締結したことが発表された。
なお、フランス紙『レキップ』によると、『マクドナルド』は現在『Uber Eats』が契約している金額の約2倍となる年間3000万ユーロ(約49億円)を支払うことになる模様で、3年総額では9000万ユーロ(約148億円)とリーグ・アンにとっては大幅な収入増になるようだ。
契約締結を受け、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)のヴィンセント・ラブリューン会長は以下のようにコメントを発表している。
「リーグ・アンへの熱意がこれまでにないほど高まっており、特にスタジアムに記録的な観客が集まっているなか、マクドナルドのような国際ブランドをフランスのプロサッカーの本拠地に迎えることは、リーグ・アンの魅力を示す非常に強力なシグナルになる」
「この大きな合意は人気があり、アクセスのしやすい2つの世界の結合を示しており、多くの支持者にとって切り離せないものでもある。マクドナルドと一緒にファンやレストランによく行くすべてのフランス人を対象とした数多くのアクティベーションを提供することが私たちの目標だ」
「また、この新しい契約によってリーグ・アンのタイトルスポンサーであるUber Eatsとの素晴らしいコラボレーションが終わることも意味している。特にフランスのUber Eats経営陣の信頼とサポートに感謝をしたいと思う」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト