またしてもタイトルを獲得できなかったケイン [写真]=Getty Images
イングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ)が、再びタイトルを逃した心境を明かした。14日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
EURO2024決勝が14日に行われ、2大会連続で決勝に進出したイングランドはスペイン代表と対戦。47分にニコ・ウィリアムズに先制点を許すと、73分には途中出場のコール・パルマーが同点弾を決めて試合を振り出しに戻したものの、86分にミケル・オヤルサバルに決勝点を奪われ、1-2で敗れた。
イギリスメディア『TNT Sports』によると、ケインにとっては2度のカラバオ・カップ、チャンピオンズリーグ(CL)、EURO2020、DFLスーパーカップに続いて、EURO2024が6度目の決勝となったが、またしてもタイトルを逃すこととなり、悲願のチームタイトル初獲得とはならなかった。
2大会連続決勝で敗れる結果に終わった試合後、61分までプレーしたキャプテンを務めるケインはイギリスのテレビ局『ITV』で、「今、僕たちがどう感じているかを言葉で表現するのは難しい。難しい試合だった。試合にはうまく戻ることはできたけど、そこからさらに前進するのに苦労した。終盤で失点したのは本当につらいことだ」と苦しい胸の内を明かしながら、次のように続けた。
「僕たちは大会を通してずっと逆転して勝利を手にしてきた。次のステップに進んで、勝つことができなかった。前半は苦労をした。ボールをキープできなかった。後半はよくなって、ゴールを決めたけど、クロスでやられてそれが決勝点になった」
「チャンスを逃してしまった。決勝にたどり着くことは簡単ではない。チャンスを来たらそれを掴まなければならないが、僕たちは2度もそれができなかった。非常につらいし、長い間苦しむことになるだろう。ガレス(・サウスゲート監督)は決断するために時間をかけるだろう。彼のためにも優勝をしたかったね」
By サッカーキング編集部
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