スペイン代表デビュー戦で初得点を記録したMFオイアン・サンセト [写真]=Getty Images
スペイン代表のMFオイアン・サンセト(アスレティック・ビルバオ)が、12日に行われたEURO2024予選・グループA第7節スコットランド戦を振り返った。同日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
アスレティック・ビルバオのカンテラ出身で、今年4月にクラブと9年契約を締結した『サン・マメス』の“次期王様”が12日、ついにスペイン代表をデビューを果たした。オイアン・サンセトはスコアレスで迎えた67分から途中出場すると、抜群のポジショニングでライン間に顔を出し、攻撃のリズムを生み出していく。そして86分には、右サイド奥深くでボールを奪取したFWホセルのマイナスの折り返しに飛び込んで、デビュー戦で初得点を記録した。試合は同選手の活躍もあり、スペイン代表が2-0でスコットランド代表を下している。
まずサンセトは、自身のゴールシーンを回顧。相手DFともつれ合いながら、足元に来たボールを押し込むというゴールだっただけに、同選手は「僕のゴールかはわからないよ。ボールには触れたと思うけどね。ただゴールのこと以上に、デビュー戦と勝ち点3がうれしい」としつつ、「(今日の)ゴールはラッキーだったし、もっとたくさん得点できることを願っている」と率直な思いを語った。
また、サンセトは「まさか本当に、チャンスが巡ってくるとは…。チームのなかで上手く働き、ベストを尽くした上で、もしそれが訪れるのならば、最大限に生かすことができればと思っていた。とても幸せだ」と告白。続けて「難しい試合になることはわかっていた。彼らは後ろに固まっていて、監督からはライン間での受け取り方を(チームが)知らなければならないと言われたよ」と試合を制したカギは“ライン間の攻略”であったことを明かしている。
代表デビュー戦で初得点を決めるなどインパクトを残したサンセト。15日に行われる第8節ノルウェー戦でも出番が訪れるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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