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痛恨黒星のレアル指揮官「優勝はより難しくなったが最後まで戦う」…PKキッカー変更は「様子を見よう」

2025.04.06

PKを失敗したヴィニシウス [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、5日に行われたラ・リーガ第30節バレンシア戦を振り返った。同日にスペイン紙『マルカ』が伝えた。

 レアル・マドリードは11分にキリアン・エンバペがPKを獲得したものの、キッカーを務めたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが失敗。直後にバレンシアの先制を許したレアル・マドリードは、後半開始早々にヴィニシウスが自らの失敗を取り返して、試合を振り出しに戻す。しかし、試合終了間際にバレンシアの勝ち越しを許し、1-2で敗れた。

 その後に首位バルセロナはベティスと引き分け、2位レアル・マドリードとの勝ち点差は「4」に広がった。アンチェロッティ監督は「今、リーグ優勝はより難しくなっているが、最後までうまくやるしかない。選択肢はずっと少ない。最後まで戦うのは確かだ」と語り、敗因を次のように分析した。

「フィジカルの問題や技術的な問題ではない。多くのチャンスを作ったが、効果的なプレーは少し足りなかった。今のところ、私たちに対して相手が得点を決めるのは難しい。態度の問題ではない。これは当然の敗北ではない。もっとうまくやれたのはそうだが、態度の問題ではない。我々は勝利に値したし、それはディテールのせいではない」

 また、アンチェロッティ監督は、PKのチャンスを生かせない問題にも言及。フランス代表FWキリアン・エンバペやイングランド代表MFジュード・ベリンガムもPK失敗を経験しているなか、今回はヴィニシウスに託したが実らず。「彼に自信をつけさせようとしたが、彼は外してしまった 」と落胆したアンチェロッティ監督は、PKキッカーをエンバペに変更するか、との質問に対し、「様子を見よう」と答えている。

 8日にはチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのアーセナル戦を控えている。「アーセナルはもっと攻めてくるから、違った展開になるだろう」と予想した指揮官は、ベルギー代表GKティボー・クルトワとウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの「両方のオプションがある」と、U-21スペイン代表GKフラン・ゴンサレスがゴールマウスに立ったバレンシア戦からの変更を示唆している。

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By サッカーキング編集部

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