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ラ・リーガを代表する“点取り屋”が現役引退…42歳ルベン・カストロ「これからもフットボールを愛し続けていく」

2024.06.08

ルベン・カストロが現役引退を発表(写真は2019年夏、ベティスとラス・パルマスによる親善試合にて) [写真]=Getty Images

 昨夏にマラガを退団してからは無所属が続いていたFWルベン・カストロが7日、ベティスラス・パルマスのクラブ公式SNSを通じて、現役を引退することを発表した。

 ラ・リーガを代表する“点取り屋”がスパイクを脱ぐことを決断した。1981年6月27日生まれのルベン・カストロは現在42歳。故郷カナリア諸島のラス・パルマスでプロキャリアを始めた後、デポルティーボアルバセテラシン・サンタンデールジムナスティック・タラゴナウエスカラージョ・バジェカーノベティス貴州智誠(中国)、カルタヘナマラガの計11クラブでプレーした。とりわけ、2010年夏から8年間在籍したベティスでは、クラブ歴代1位の公式戦通算147得点を記録。1部と2部を行き来する当時において、7シーズン連続でチームトップスコアラーとなるなど、今や欧州大会常連となりつつあるヴェルディブランコの低迷期を支えたのだ。そうした背景もあり、この24年間の旅は、セグンダ(2部)歴代最多得点(通算195得点)、セグンダ歴代2位の出場記録(通算435試合)といった形でも、スペインリーグ史に大きな足跡を残している。

 そんなルベン・カストロは7日、“2つの特別なクラブ”の公式SNSを通じて、ファン・サポーターに向けた手紙を公開。昨夏のマラガ退団以降は無所属となっていた中、「フットボールとのお別れ。この瞬間を迎えるのは、僕にとって辛いことだった。なんて言えばいいんだろう…。今でも自分がボールから離れているのを見るのは心苦しくて、もう終わったという考えには慣れないんだ。だからこそ、フットボーラーとしての現役生活に終止符が打たれたことを告げるのに、これほど長い月日を要したのかもしれない」と現役引退の旨を綴り、以下のように続けている。

「自分が恵まれていることに気づいている。ラス・パルマスのクラブ・アルテサーノという小さなクラブで楽しんでいた少年は、今日でも想像できないようなあらゆる壁を乗り越えていった。ストライカーとして公式戦で800試合近くプレーし、300ゴール以上を自分のものとして祝うことになるとはね」

「僕のキャリアと人生のバッグパックにこれだけのものを詰め込んだのだから、そろそろボールを休ませる時なのだろう。だから、特にこのキャリアを彩ってくれた2つのクラブと2人に、愛情、尊敬、称賛の念を込めて別れを告げようと思うよ。プロとして20年以上、イベリア半島の北から南、そして中国での冒険と、11クラブのカラーを守ってきた。そのすべてのクラブから決して忘れることのない素晴らしい経験を得ることもできた。でもね、正直に言うと、2つのクラブは特別で、自分のクラブだと感じている」

「ご想像の通り、ラス・パルマスベティスは、僕に特別な感情を抱かせてくれる。両クラブの歴史に属していることが、僕を幸せにしてくれるんだ。この2クラブとともに、フットボーラーとしても、人としても成長することができた。それから彼らのファンと、悪い時期でさえ僕を失望させることなく支えてくれたサポーターには、永遠の感謝の気持ちしかない。この別れの中、振り返ってみると圧倒されるよ。幸福を育んできた数々のチームのコーチ、スタッフ、そして同僚が与えてくれた機会にも感謝だ。特別な2人の名前を挙げよう。他の人のことをあまり覚えていないというわけではないけど、ペペ・メル(ラージョ、ベティス時代の監督)の姿は僕のキャリアの中で“炎”のように刻まれている。ピッチ上では、ホルへ・モリーナ(ベティス時代の同僚)ほど僕を理解してくれた人はいなかった。ビジャマリンでの数年間は、僕の記憶の中で永遠に失われることはないだろう」

「最後に、僕はフットボールの世界に所属していることを誇りに思うんだ。だから今後も、他のどこにいても、何らかの形でこの世界と関わり続けるつもり。ここまでやってきて、そしてこれからも謙虚に、フットボールを愛し続けていくよ」

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By サッカーキング編集部

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