アトレティコが獲得を検討するFWセルロート [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは、ビジャレアルに所属するFWアレクサンダー・セルロートの獲得を検討しているようだ。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
「アトレティコは契約と退団における革命を準備している」と同紙が指摘した。来シーズンに、4位フィニッシュが確定したラ・リーガと、ラウンド8敗退となったチャンピオンズリーグでの巻き返しを図るべく、今夏の補強方針はタイトルを争うためのクオリティに繋がる貪欲さと経験を備えた選手という。予想されているのは、センターバック2人、ミッドフィールダー1人、フォワード1人。特に“9番”の獲得が極めて重要と考えており、最大限の投資を惜しまないとのこと。実際にクラブでは、メンフィス・デパイの退団が計画されている他、アルバロ・モラタも再び他クラブからのオファーに向き合う模様で、同ポジションの入れ替えは必然になりつつある。
そんなロヒブランコスが最優先ターゲットに据えているのが、ビジャレアルに所属するアレクサンダー・セルロートのようだ。レアル・マドリード戦での4ゴールにより、今シーズンの得点数を『23』にまで伸ばした”ヴァイキング”は、ピチーチ賞争いでトップに躍り出た。昨夏に約1000万ユーロ(当時レート約16億円)で同選手を獲得したビジャレアル側は、ここまでの活躍を踏まえると、契約解除金として設定した3800万ユーロ(約64億円)でも買い手が付くと見ているといい、対するアトレティコ・マドリードは、3000万ユーロ(約51億円)から3500万ユーロ(約59億円)の間に値下げる交渉を行うつもりという。ただ、この金額でも相手側が受け入れる可能性はあると併せ伝えている。
また『マルカ』によると、ラ・リーガで21得点を記録し、ジローナの大躍進を担ったアルテム・ドフビクの他、ブンデスリーガで28得点を記録し、シュトゥットガルトの2位フィニッシュの立役者となったセール・ギラシなども獲得候補者リストに名を連ねている模様だ。
4年ぶりのラ・リーガ優勝、そして悲願のビッグイヤー初戴冠へと導く“点取り屋”としてアトレティコ・マドリードに到着するのは、誰になるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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