バレンシアに勝利したレアル・ソシエダ [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第7節が27日に行われ、バレンシアとレアル・ソシエダが対戦した。
前節はヘタフェとのシーソーゲームを制した8位のレアル・ソシエダ。ミッドウィーク開催となった6位・バレンシアとの一戦に、ミケル・オヤルサバルなどを起用した一方、ヘタフェ戦で先制点を挙げた久保建英はベンチスタートとなった。
最初のビッグチャンスはバレンシアに訪れる。16分に波状攻撃の流れからティエリー・コレイアが右サイドでボールを持つと、右足のアウトサイドで芸術的なクロスを供給。セリム・アマラーが相手と競り合いながらニアサイドで合わせたが、レアル・ソシエダのGKアレックス・レミロが弾き出した。
押し込まれる時間が続いたレアル・ソシエダは、32分にモハメド・アリ・チョーがハーフライン付近でFKを獲得すると、素早いリスタートを選択。相手DFとの駆け引きを制したカルロス・フェルナンデスがターンしながら豪快にネットを揺らし、貴重な先制点をマークした。
追いつきたいバレンシアだったが、45分にアマラーが競り合ったオヤルサバルに対して肘打ちを行い、2枚目のイエローカードが提示されてしまう。バレンシアは前半から数的不利の戦いを強いられることとなった。
後半はレアル・ソシエダが主導権を握ると思われていたが、1人少ないバレンシアが積極的にゴールを狙う展開に。一方、“ラ・レアル”は攻撃の糸口を見つけられず押し込まれる時間が続く。しかし、我慢の時間が続いたものの、最後まで守り切ったレアル・ソシエダが1－0で勝利。なお、久保に出番は訪れなかった。
次節、バレンシアは来月1日にアウェイでベティスと対戦。レアル・ソシエダは今月30日にホームでアスレティック・ビルバオとの“バスク・ダービー”が予定されている。
【得点者】
0－1 32分 カルロス・フェルナンデス（レアル・ソシエダ）
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