バルセロナは12日、FWヴィトール・ロッキの加入を発表 [写真]=Getty Images
バルセロナは12日、アトレチコ・パラナエンセに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキが、2024-25シーズンから加入することを発表した。契約期間は2031年夏までの7年間で、契約解除金は5億ユーロ(約771億円)に設定したことを併せて伝えている。
2005年2月28日生まれのロッキは現在18歳。サッカー王国の“新たな神童”と謳われる同選手は、センターフォワードを主戦場に、駆け引きの上手さや俊敏性、ゴールへの嗅覚を武器とする。“名門”クルゼイロの下部組織出身で、2021年に16歳の若さでトップチームデビュー。2022年4月に加入したアトレチコ・パラナエンセでは、すでに公式戦通算22得点を記録するなど、その才能を遺憾なく発揮。今年3月にはブラジル代表デビューも果たしている。
なお、スペイン紙『マルカ』によると、双方の要望により2024年夏の加入になったとのこと。財政問題を抱えるバルセロナ側としては、今夏の移籍市場では中盤の補強を優先事項と考えており、他ポジションにまで首が回らないため。一方でアトレチコ・パラナエンセ側としても、チームを率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、年内までは同選手を残したいと意向を示したからのようだ。
来夏に『カンプ・ノウ』に到着するロッキ。バルセロナでブラジル人選手として成功を収めたロナウジーニョ氏らのように、後世に語り継がれるほどの伝説を残すのだろうか。
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— FC Barcelona (@FCBarcelona_es) July 12, 2023
By サッカーキング編集部
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