セルタ戦で今季10アシスト目を記録したマルセロ [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリードで不動の左サイドバックとして活躍するブラジル代表DFマルセロは、攻撃面でも多大な貢献をしているようだ。18日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
レアル・マドリードは17日、延期分のリーガ・エスパニョーラ第21節でセルタと対戦し、4-1と快勝。同勝ち点で並んでいたバルセロナに3ポイント差をつけて首位に立ち、5年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけた。
同試合で先発出場を果たしたマルセロは、70分にフランス人FWカリム・ベンゼマのゴールをアシスト。『マルカ』によると、今シーズンのリーグ戦のアシスト数を二桁の「10」に乗せたという。なお、ヨーロッパ5大リーグでプレーするサイドバックとしては、最多の数字になるようだ。
10アシストの内訳を見ると、チーム得点王であるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドへ最多の4アシストを記録。PKでの6得点を除くと、C・ロナウドが挙げたゴール数は「16」であり、流れの中からの得点に限れば、4回につき1回はマルセロのお膳立てによるものであることが分かる。
さらにマルセロは、リーガ・エスパニョーラ第35節のバレンシア戦で決勝点を記録するなど、アシスト以外でもチームを救ってきた。今月12日に29歳の誕生日を迎え、今がキャリアの最盛期と言っても過言ではない同選手は、リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ(CL)の2冠達成を目指すチームにおいて“隠れたキーマン”と言えるかもしれない。
(記事/Footmedia)
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