今季初アシストを記録した斉藤光毅 [写真]=Getty Images
クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属する日本代表MF斉藤光毅が、今季初アシストを記録した。
今月の活動で日本代表に初招集されていた斉藤は、10日に行われたパラグアイ代表戦に途中出場を果たし、代表デビューを飾った。歴史的勝利を収めたブラジル代表戦での出場機会はなかったが、初の代表活動を終えて迎えた18日のチャンピオンシップ(イングランド2部)第10節のミルウォール戦は2試合ぶりのベンチスタートとなった。
それでも、0-2とリードされて迎えた61分から斉藤は途中出場を果たすと、85分にペナルティエリア内左でパスを受けた後、冷静な判断から横でフリーになっていたルマーン・バレルにパスを出して1点差に詰め寄るゴールを演出した。なお、斉藤にとっては今季初アシストとなった。
しかし、試合はこのまま終了し、QPRは1-2で敗戦。1分け2敗スタートを切ったQPRはその後立て直して6試合無敗(4勝2分け)を記録していたが、これが7試合ぶりの黒星となった。
現在24歳の斉藤は、横浜FCの育成組織出身で、2018年に16歳11カ月11日というクラブ史上最年少でトップチームデビューを飾った。2021年1月にロンメルSK(ベルギー)に移籍後は、スパルタ・ロッテルダム(オランダ)でのプレーを経て、昨季はレンタル移籍でQPRに加入。39試合出場で3得点2アシストとタフなチャンピオンシップで1年間を通して戦い抜き、今夏に完全移籍となった。今季はここまでリーグ戦7試合出場で1ゴール1アシストを記録している。
By サッカーキング編集部
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