マンチェスター・シティに所属するデ・ブライネ [写真]=Getty Images
マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが4日、ベルギーメディア『HLN』のインタビュー内で自身の将来について言及した。
現在32歳のデ・ブライネは、母国ベルギーのヘンクでプロデビューを飾り、以降はチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクでプレー。2015年には、当時のクラブ最高額となる5500万ポンド(約109億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと加入した。初年度からスタメンの座を掴むと、その後は世界トップクラスの司令塔に成長。これまで公式戦382試合出場102ゴール170アシストの成績を残しており、今年の5月にはプレミアリーグの歴代アシストランキングで単独2位に浮上した。
今年6月に33歳の誕生日を迎えるデ・ブライネには、サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)の複数クラブが関心を寄せていると報じられており、その去就に大きな注目が集まっている。今回インタビューに応じた同選手は、「ミシェル(妻)にとって、エキゾチックな冒険は問題ない。これらについて家族としての会話も増えている」とコメント。自らの将来的な移籍について家族間で話し合いが行われていることを認めた。
また、マンチェスター・シティとの契約が1年残されていることを強調しつつ、「この歳になると、すべてに対してオープンでなければならない。僕のキャリアの最後になるかもしれない時期に、信じられないほどの金額の話になる。時にはそのことを考えなければならないこともある」と胸中を告白。続けて、「そこで2年間プレーすれば、信じられないほどの収入を得ることができる。そのためには通常15年間プレーしなければならない。もしかしたら、それでもまだその金額には届かないかもしれない」とサウジアラビアクラブの莫大な報酬を表現している。
一方で、「それが何を意味するのかを考えなければならない。でも、今のところまだそんなことを考える必要はないんだ」とも発言し、自身の去就についての明言は避ける形となった。
By サッカーキング編集部
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