マンチェスター・シティ復帰の可能性があるDFヤン・コウト [写真]=Getty Images
マンチェスター・シティのアイトール・ベギリスタインSD(スポーツディレクター)が、ジローナにレンタル移籍中のDFヤン・コウトの視察に訪れたようだ。22日、スペインメディア『Relevo』が報じている。
シティ・フットボール・クラブ(CFG)はマンチェスター・シティを筆頭に、横浜F・マリノスなど世界各国の13クラブを傘下に収めるサッカー事業グループだ。そして今、そのCFGが注目を集める要因は、ラ・リーガでレアル・マドリードと首位を争っているジローナに他ならない。とりわけ、現チームのDFヤン・コウトとMFヤンヘル・エレーラは前所属がマンチェスター・シティで、また、FWサヴィオや昨シーズン在籍したFWバレンティン・カステジャーノスらは、CFG傘下クラブからのレンタル組といった具合に、ひとつのグループだからこそ可能とする強みにも脚光が当たっている。
そんなCFGの“盟主”でもあるマンチェスター・シテイのベギリスタインSDが、21日に行われた『ラ・リーガ第21節 ジローナvsセビージャ』の視察に訪れたとのこと。『Relevo』によると、来シーズンのチーム編成をすでに開始している同SDのお目当ては、ヤン・コウトという。今現在は、不動のレギュラーである現在33歳のカイル・ウォーカーの後継者問題に着手しており、今夏の移籍市場で右サイドバックの補強を検討するなかで、選択肢のひとつとしてヤン・コウトの復帰が浮上したと報じている。
現在21歳のヤン・コウトは、マンチェスター・シティからのレンタル3年目。今シーズンはここまで公式戦24試合に出場し2得点7アシストを記録するとともに、ミチェル監督の下で右サイドバックと右ウィングの両方でプレーできるポテンシャルを開花させた。そして『Relevo』は、この点が、サイドバックの役割を試合ごとに使い分けるジョゼップ・グアルディオラ監督のスタイルに合致すると指摘。「ときに第3のセンターバックとして、ときに実質的なウイングとして、ときにボランチの近くでプレーする“偽サイドバック”として。コウトは最初の2つをすでにマスターしている」と復帰の可能性が高いと見ている。
またヤン・コウトの他、保有元のトロワがCFG傘下であるサヴィオにも関心を示しており、今後も両選手の動向を注視する方針のようだ。
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By サッカーキング編集部
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