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物議をかもす判定も…VARがない世界でのプレミアリーグの順位表とは?

2023.09.27

今季も注目を集めるプレミアリーグ [写真]=Getty Images

 もし、この世にテクノロジーがなかったら? 今では当たり前となったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)だが、仮にVARがなかったら今季プレミアリーグ序盤戦の順位表はどのようになっているのか?

 プレミアリーグは2019-20シーズンにVARが導入されて以降、確かに大きな誤審が減った。それでも、テクノロジーを使用するのは人間(審判)のため、人為的ミスは免れない。今シーズンもすでにいくつか物議をかもす判定があった。

 最も話題を集めたのは、今月2日に行われたプレミアリーグ第4節のマンチェスター・シティフルアムの判定だろう。王者マンチェスター・シティが前半のうちに先制するも、すぐにフルアムが追いつて1-1で迎えた前半の終了間際、問題のシーンが起きた。前半アディショナルタイム、マンチェスター・シティはコーナーキックからオランダ代表DFナタン・アケがヘディングシュート。このシュートをオフサイドの位置にいたマンチェスター・シティのDFマヌエル・アカンジが大きな動作で避けて、それがゴール隅に決まったのだ。

 失点したGKベルント・レノはすぐにオフサイドをアピールしたが、マイケル・オリヴァー主審はゴールと判定。当然、VARの介入があるかと思いきや、VARもゴールを認めてしまい、マンチェスター・シティが勝ち越して前半を終えた。後半に入りマンチェスター・シティが更に3点を奪い、終わってみれば5-1の圧勝。それでも、問題のシーンは物議を呼んだ。試合後、フルアムのマルコ・シウヴァ監督は「フットボールをやっている人間、あるいはやっていた人間、あるいは理解している人間なら100%オフサイドにしたはず」と判定に激怒した。

 後日、審判団のチーフを務めるハワード・ウェブ氏は「アカンジはGKレノに影響を与えただろう。ゴールは認められるべきではなかった。これは間違いだ」と、TV番組内ではっきりと誤審を認めたのだ。

 開幕節にも結果を左右する大きな判定があった。マンチェスター・ユナイテッドウルヴァーハンプトンの一戦は、ホームのマンチェスター・ユナイテッドが1-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム、クロスボールに対してダイブしたマンチェスター・ユナイテッドのGKアンドレ・オナナがボールに触れることなくFWサーシャ・カライジッチを突き飛ばしたのだ。ウルヴズ側はPKを主張するもプレー続行。VARの介入もなく、そのまま1-0でマンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めたが、これについても審判団はVARが介入して主審にオンフィールドレビューを求めるべきだったとして誤審を認めた。

 このように、いくらテクノロジーが発達しても常に人為的なミス、もしくは解釈の相違が生まれるため、物議をかもす判定は消えることがない。では、VARが導入されていなかったら、今季のプレミアリーグはどんな順位になっているのだろうか? スポーツ専門サイト『ESPN』などがまとめているので紹介しよう。この順位表は、あくまでVARの判定がスコアに影響を与え、勝敗が変わった試合を集計したものだ。

[写真]=Getty Images

■20位:シェフィールド・ユナイテッド 勝ち点1 (変更なし)

■19位:ルートン・タウン 勝ち点1 (変更なし)

■18位:バーンリー 勝ち点3 (現実より2ポイント増)

バーンリー

 現実では勝ち点1のバーンリーだが“VARがない世界”では3ポイントを獲得しているそうだ。9月18日のノッティンガム・フォレスト戦は1-1に終わったが、バーンリーは76分に勝ち越しゴールを決めていた。しかしVARの介入により、直前のプレーでハンドがあったとして決勝ゴールは取り消された。これは正しい判定だったが、それでもVARがなければ恐らく認められていたため、今シーズン未だに勝利のないバーンリーにとっては初勝利を逃したことになる…。

■17位:ボーンマス 勝ち点3 (変更なし)

■16位:ウルヴァーハンプトン 勝ち点4 (変更なし)

 冒頭で説明した通り、開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦でPKを貰えていれば敗戦を免れたかもしれないが、そもそも主審はファウルを取っていなかったため“VARがない世界”でもPKを貰えておらず、現実世界と変更なし。

■15位:エヴァートン 勝ち点4 (変更なし)

■14位:チェルシー 勝ち点5 (変更なし)

■13位:ブレントフォード 勝ち点5 (現実より1ポイント減)

 2-2の引き分けに終わったトッテナムとの開幕戦で、前半23分にMFマティアス・イェンセンが韓国代表FWソン・フンミンに倒されたとしてPKを獲得。当初、主審はプレーを流していたが、VARの介入によりオンフィールドレビューを行ってPKとジャッジ。これを決めて引き分けたため、VARのおかげで1ポイント得したチームと言える。

■12位:ノッティンガム・フォレスト 勝ち点6 (現実より1ポイント減)

 バーンリーで紹介した通り、VARのない世界ではバーンリーに敗れているため、フォレストはVARの介入で1ポイントの恩恵を得たチーム。

■11位:フルアム 勝ち点8 (変更なし)

 マンチェスター・シティ戦では誤審に泣かされたものの、VARがあってもなくても結果は変わっていない。

■10位:クリスタル・パレス 勝ち点8 (変更なし)

■9位:マンチェスター・ユナイテッド 勝ち点9 (変更なし)

 今月16日のブライトン戦では新戦力のデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドがプレミア初ゴールを決めたかに思えたが、VARの介入よってボールはすでにゴールラインを割っていたとして記念すべき初ゴールは取り消された。とはいえ、結局1-3で敗れたため、例えそれが認められていても結果は変わっていない。

■8位:ニューカッスル 勝ち点9 (変更なし)

■7位:ウェストハム 勝ち点10 (変更なし)

■6位:アストン・ヴィラ 勝ち点12 (変更なし)

■5位:アーセナル 勝ち点13 (現実より1ポイント減)

 今季アーセナルはVARで得をしたチームだという。今月24日のノースロンドン・ダービーは激しい攻防の末、2-2の痛み分けに終わったが、“VARのない世界”ではアーセナルは敗れていた。後半5分、コーナーキックの流れからアーセナルはPKを獲得し、それをFWブカヨ・サカが落ち着いて決めた。確かにDFクリスティアン・ロメロの手に当たっているためハンドは正しい判定だが、VARの介入があるまで主審はプレーを流していたため、アーセナルはVARのおかげでPKを獲得できたことになる。

■4位:ブライトン 勝ち点15 (変更なし)

■3位:リヴァプール 勝ち点16 (変更なし)

■2位:トッテナム 勝ち点18 (現実から4ポイント増)

 アンジェ・ポステコグルー新監督の下で素晴らしいサッカーを展開し、第6節を終えた時点で「4勝2分け0敗」と無敗を維持しているトッテナム。彼らの場合は、テクノロジーさえなければ全勝で首位マンチェスター・シティに並んでいたという。

 前述通り、開幕戦のブレントフォード戦、さらに前節のアーセナル戦でもトッテナムはVARの介入により1ゴールずつ損をしており、それがなければどちらの試合も勝っていた。そのため“VARがない世界”ではここまで6戦全勝の勝ち点18。現実世界より4ポイントも多い計算になり、彼らは今季ここまで最もVARの影響を受けているチームと言えるかもしれない。

■1位:マンチェスター・シティ 勝ち点18 (変更なし)

 フルアム戦では誤審に助けられたとはいえ、マンチェスター・シティの開幕6連勝は揺るぎようのない事実。VARがない世界でも彼らは6連勝しており、前人未到のリーグ4連覇に向けて視界良好だ!

(記事/Footmedia)

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