CL決勝での運営側と警察の対応に苦言を呈したロバートソン [写真]=Getty Images
リヴァプールに所属するスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦当日の対応に関して、運営側や警察に対し苦言を呈した。29日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
28日にCL決勝戦が行われ、リヴァプールはレアル・マドリードに0-1で敗れ、惜しくも優勝を逃した。同試合は従来21:00(日本時間28:00)にキックオフを迎える予定だったが、スタジアム入場口が偽チケットを持った数千人のファンに占拠されるといった事態が発生。リヴァプールサポーターの入場が遅れたことなどもあり、運営側はキックオフの遅延を決断し事態の収束を図った。しかし、キックオフ後もスタジアムの外にいたファン、サポーターに現地警察が催涙ガスを用いるなど、混乱は続いていたとされている。
こうした前代未聞の事態に関し、ロバートソンは「みっともない。決勝戦の開催地が変更になり、準備がうまく進んでいなかったのかもしれないが、今回の事態については検証する必要があると思う」と、運営側に少なからず問題があったことを指摘し、催涙ガスを用いた警察の対応については以下のように批判した。
「正直、人々はパニックに陥っていただけだと思う。催涙ガスを用いるなど到底容認できない。それを経験したファンやその家族にとっては恐ろしいことだっただろう。良い決勝戦ではなかったね。CLとはお祭り騒ぎであるべきだが、そうではなかったようだ」
また、リヴァプールのクラブ公式サイトによると、ロバートソンは試合について以下のようにコメントし、悔しさを滲ませている。
「とても残念だ。チャンスはあったが、相手のGKのパフォーマンスは信じられなかった。でも正直に言えば、後半はもっと良いプレーができたと思う。前半は良いプレーができていたが、後半は良いスタートが切れず、相手のペースに飲み込まれてしまった。彼ら(レアル・マドリード)は経験豊富なチームで、決勝戦の戦い方を知っている。先制されてしまうと試合を振り出しに戻すのは難しい」
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By サッカーキング編集部
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