リーズ(左)残留、バーンリー(右)降格 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ最終節が22日に一斉開催。リーズが17位で逆転残留を果たし、バーンリーが18位で2部チャンピオンシップへと降格した。
勝ち点「35」で並び、得失点差「-18」のバーンリーが17位、同「-38」のリーズが18位で迎えた最終節。バーンリーはホームでニューカッスル、リーズは敵地でブレントフォードと対戦した。
リーズは18分にジョー・ゲルハルトが先制点を挙げたかに思われたが、オフサイドで得点は取り消しに。それでも56分、リーズはPKを獲得すると、ハフィーニャが成功させて先制する。78分にセルジ・カニョスの同点弾を許したが、ゴール後にユニフォームを脱いでイエローカードを受け取ったカニョスは、2分後にファウルで2枚目のイエローカードを提示され退場。ブレントフォードが10人になると、リーズは後半アディショナルタイム4分、ジャック・ハリソンが勝ち越しのミドルシュートを突き刺す。これが決勝点となり、リーズは2-1で勝利した。
一方のバーンリーは20分、ハンドにより献上したPKをカラム・ウィルソンに決められてニューカッスルに先制される。60分にはC・ウィルソンの2点目を許すと、69分にマックス・コルネが自ら放ったシュートのこぼれ球を押し込み1点を返す。その後も攻勢を強めるが反撃は及ばず、1-2で敗れた。
この結果、リーズが勝ち点「38」で17位に浮上し、同「35」のバーンリーが18位となって2部への降格が決まった。
バーンリーは2016-17シーズンからプレミアリーグで戦ってきた。17-18シーズンは7位フィニッシュを果たし、18-19シーズンのヨーロッパリーグ・プレーオフにも出場した。18-19シーズンと昨シーズンも残留争いに巻き込まれたが、なんとか1部に踏みとどまり続けた。
プレミアリーグでの6年目を迎えた今シーズンは、開幕9試合未勝利でスタート。昨年10月30日の第10節ブレントフォード戦で今季初勝利を収めたものの、新型コロナウイルスの影響で立て続けに試合が延期となり、次の勝利は2月19日に行われた第26節ブライトン戦だった。その後の8試合も2勝1分5敗と勝ち点が伸び悩み、今年4月15日、9年半にわたって指揮を執っていたショーン・ダイシ前監督を解任。マイク・ジャクソン暫定監督の下で3勝1分と好スタートを切り、一時は降格圏を脱出した。しかし、最終盤に失速し、来季は7シーズンぶりに2部で戦うことになった。
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By サッカーキング編集部
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