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アスピリクエタ、CWC決勝での“PKを蹴るフリ”に言及「彼らの性格を知っていたからこその判断」

2022.02.14

アスピリクエタがクラブW杯決勝で見せた振る舞いについて語った [写真]=Getty Images

 チェルシーに所属するスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが、12日に行われたFIFAクラブワールドカップ2021決勝について語った。13日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 ヨーロッパ王者として同大会の決勝に進出したチェルシーは、南米王者のパルメイラス(ブラジル)と対戦。試合は後半にFWロメル・ルカクのゴールでチェルシーが先制するも、その後PKを獲得したパルメイラスはMFハファエウ・ヴェイガがゴールネットを揺らし1-1のスコアで延長戦へと突入する。そして迎えた延長後半、今度はチェルシーがPKを獲得するとFWカイ・ハフェルツが勝ち越し点を決め、2-1で試合は終了した。

 キャプテンとして世界一のトロフィーを掲げたアスピリクエタについては、決勝点となったハフェルツのPK弾の直前、ペナルティスポットのそばでボールを持って“PKを蹴るフリ”をし、パルメイラスの選手たちから詰め寄られる姿が話題となっていた。そのシーンについて、アスピリクエタ本人は「彼らの性格を知っていたからこその判断だった。彼らがPKキッカーのもとに来ることは分かっていたから、私がボールを持ったんだ」と明かした。

 また「カイがシュートを打つことは分かっていたから、彼のプレッシャーを和らげたかった。カイはPKを決めるのが上手い選手だからね」とも続け、その理由やチームメイトへの信頼も示している。

 2012年からチームに所属するアスピリクエタは「チェルシーのキャプテンとして、ピッチ内外でクラブを引っ張れることを誇りに思う。このタイトルは僕たちの歴史の中で初めてのことだから、とても良い気分だ。クラブやオーナーはそれに値するし、タイトルを獲得できたことを本当に誇りに思う」と語った。

By サッカーキング編集部

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