チェルシーのトゥヘル監督がE・ミリトン獲得をリクエスト? [写真]=Getty Images
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、レアル・マドリードのブラジル代表DFエデル・ミリトン獲得をクラブ上昇部にリクエストしたようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によると、チェルシーはドイツ代表アントニオ・リュディガー、デンマーク代表アンドレアス・クリステンセン、スペイン代表セサル・アスピリクエタの3人のDFが2022年6月末で現行契約が満了となり、未だ新契約締結の話は進展していないそう。そこで、トゥヘル監督は彼らの後任候補となる新戦力獲得を希望しており、それがミリトンであると伝えている。
しかしながら、R・マドリード側は今シーズン、フランス代表DFラファエル・ヴァランとスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退団したDFラインを支えるミリトン放出を望んでいない模様。残り3年半とされる契約の延長を協議したい考えであると報じられている。
また、チェルシーはミリトンだけではなく、2021年夏の移籍市場で獲得に近づいていたとされるセビージャのフランス代表DFジュール・クンデにも関心を示していると、『マルカ』は併せて伝えている。
現在24歳のミリトンは、サンパウロの下部組織出身。2018年夏にポルトへ移籍すると、1年後にR・マドリードに活躍の場を移した。2021-22シーズンのラ・リーガでは21試合に出場している。また、ブラジル代表には2018年9月12日のエルサルバドル戦でデビューし、これまで19試合に出場した経験を持つ。
R・マドリード残留、チェルシー移籍のどちらになっても中長期的な計画の中心に立つと見られるミリトン。決断に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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