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トゥヘル監督がチェルシー残留のオドイに言及「放出はシンプルに不可能だった」

2021.09.14

ハドソン・オドイに指導するトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、同所属のU-21イングランド代表FWカラム・ハドソン・オドイについて言及した。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

 ハドソン・オドイはドルトムントをはじめ多くのクラブが関心を示しており、今夏ローンで移籍する可能性があったが、残留を決断。11日に行われたプレミアリーグ第4節アストン・ヴィラ戦ではスタメンに名を連ねている。

 ハドソン・オドイをスターターとして起用したトゥヘル監督は、同選手について問われると次のようにコメント。チーム的な問題もあり放出を見送った経緯を伝えている。

「18、19人の選手しかいないスカッドで選手を手放すことはできない。私にとっては簡単な決断だったよ。彼は左右のウイングバックだけでなくほかのポジションもできる。選手はチームのことを理解しているし私たちは彼のことを理解している」

「彼個人のことを考えると(レンタルで経験を積むのは)良い機会だったかもしれない。だが放出はシンプルに不可能だったんだ。彼はトレーニングを経てますます強くなっている。そしていま彼は試合でそれを示さなければならない。彼が出場時間を得たとすればそれはギフトではない。贈り物としてピッチに立つ選手はいない」

「だが彼はもっとできるとおもう。トレーニング同様もっとアグレッシブにできるよ。彼はトレーニングとプレーのギャップを乗り越え、チームの中で自分の居場所を求めて戦う必要がある」

By サッカーキング編集部

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