ウルヴァーハンプトンに所属するA・トラオレ [写真]=Getty Images
トッテナムが、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)に所属するスペイン代表FWアダマ・トラオレに関心を示しているようだ。8月1日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
トッテナムには今夏、新指揮官として2020-21シーズンまでウルヴスを率いていたヌーノ・エスピリト・サント監督が就任した。今夏の移籍市場ではすでにアタランタからイタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニと、セビージャからU-24スペイン代表FWブライアン・ヒルを獲得している同クラブだが、さらなる補強を画策している。
アタランタに所属しているアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの獲得に迫っているほか、ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得にも近づいていることが報じられている。
そんな中、ヌーノ監督は古巣ウルヴスからA・トラオレの獲得をクラブに要求していることが伝えられている。報道によると、ウルヴスはまだ正式なオファーを受けていないものの、昨年9月にポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタをリヴァプールへと売却した時と同様に、4500万ポンド(約69億円)程度の移籍金を求めているようだ。
なお、A・トラオレに対してはトッテナムのほかに、リヴァプールやチェルシー、リーズなどが関心を示していることが明らかとなっており、争奪戦となっている。ヌーノ監督の下でブレイクを果たした同選手だが、果たしてトッテナムで再会することはあるのだろうか。