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チェルシー、本拠地の改修工事に暗雲…鉄道が原因で2年遅延の可能性

2017.05.04

改修工事が決まったチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ [写真]=Getty Images

 ホームスタジアムの改修工事を行うチェルシーが、4年間も代替スタジアムを使用しなければならない見通しとなった。3日付のイギリス紙『サン』が伝えている。

 今年1月に地方議会により本拠地スタンフォード・ブリッジの改修工事計画が承認されたチェルシー。総工費5億ポンド(約725億円)がかけられる6万人収容の最高水準のスタジアムは、当初は2021-22シーズンからお披露目される予定だった。しかしスタジアム近くを走る鉄道線が原因で、更に2年を要する見込みとなった。

 これにより19年から4年間に渡って使用できる代替地を探さなければならなくなったチェルシー。クラブ首脳陣は、ラグビーの聖地として知られるトゥイッケナム・スタジアムがベストであると考えていたが、周辺の住民の抗議により断念。現段階での有力な候補地としては、ウェンブリー・スタジアムやウェストハムの本拠地であるロンドン・スタジアムなどが挙げられている。

 ただし周辺問題や4年間という長い使用期間がネックとなっており、いずれのスタジアムにおいても合意には至ってないのが現状だ。しかし改修工事のスタートは来年が予定されているが、18-19シーズンの終了時まではスタンフォード・ブリッジの使用は可能であるため、チェルシーに代替地を決める時間はまだたっぷりと残されている。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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