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0-3で敗戦、苦境に立たされるヴェンゲル監督「現状を嘆いている」

2017.04.11

今季で契約満了のヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images

 アーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルは、プレミアリーグ第32節クリスタル・パレス戦にアウェイで0-3の敗戦を喫した。試合後に、去就が注目されている指揮官がコメントした。イギリスメディア『BBC』が11日付で伝えている。

 ヴェンゲル監督は今年の6月でアーセナルとの契約が満了する。しかし今シーズンは、プレミアリーグ第32節終了時点で16勝6分8敗の勝ち点「54」。来季のチャンピオンズリーグ出場圏内の4位まで、勝ち点「7」差の6位に位置している。この結果を受けて、アーセナルサポーターは同監督の来シーズン以降の続投を望んでいない、と同メディアは報道している。

 ヴェンゲル監督は「私はこのクラブで1100試合も戦ってきた。そして今、勝利を欲している。私はサポーターが落胆しているのを理解している。また私たちも非常に、現状を嘆いている」とコメントした。

 続けて、「私たちはクリスタル・パレスに敗北したことを残念に思っている。クリスタル・パレスはとても鋭かった。彼らは前節でチェルシーを倒していたし、自分たちのクオリティーを試合で示していた」と相手に敬意を払っている。

 またチェルシーなどで活躍した元イングランド代表FWクリス・サットン氏は同指揮官についてイギリスメディア『BBCラジオ』で、「彼は2003-04シーズンに”インビンシブルズ”(アーセナルが無敗でリーグ優勝を達成した時のチームの愛称)を率いたが、今の彼の仕事は”インビジブル”だ。彼はチームを去るべきだ、なぜなら誰もヴェンゲル監督の指示を聞かない」と辛辣なコメントを投げかけた。

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