レアル・マドリードでプレーするイスコ [写真]=Getty Images
アーセナルが冬の移籍市場でレアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコの獲得に関して基本合意に達していたことが明らかになった。英紙『ザ・サン』など複数メディアが報じている。
アーセナルは1月にバーゼルからエジプト代表MFモハメド・エルネニーを獲得するにとどまっていたが、イスコの加入も迫っていたようだ。
同紙によると、アーセナルはイスコ獲得に向けてレアル・マドリードに対し3500万ポンド(約60億円)の移籍金を提示。レアル・マドリードと合意に至ったものの、ジネディーヌ・ジダン監督がイスコの放出に難色を示したため、破談となった。1月に就任した同監督は、イスコの代わりとなる選手を探す時間がないと判断したようだ。
一度基本合意に達したアーセナルには今シーズン終了後の夏の移籍市場で優先交渉権が付与されるようで、クラブはさらに資金を用意して再度イスコ獲得に乗り出すという。
現在23歳のイスコは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスらとの厳しいポジション争いに身を置きながらも、ジダン監督就任後の全4試合でプレーし、その内3試合でフル出場を果たしている。