マンチェスター・Uが獲得を狙うマルシャル [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uがモナコに所属するU-21フランス代表FWアントニー・マルシャルの獲得を目指していることが明らかになった。30日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
マンチェスター・Uは30日に行われたプレミアリーグ第4節で、スウォンジーに1-2で敗れた。チームを率いるルイ・ファン・ハール監督はストライカーの不在を嘆いている模様で、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスのレヴァークーゼン移籍が目前に迫っていることも影響し、マルシャルの獲得に動いているという。
現在19歳のマルシャルは2013年6月にモナコへ移籍すると、14-15シーズンはリーグ・アンで35試合に出場し、9ゴールをマークした。同年のチャンピオンズリーグでは、アーセナルやユヴェントスといった強豪との対戦でも起用され、高パフォーマンスを披露。一部メディアからはモナコOBの元フランス代表FWティエリ・アンリ氏になぞらえ、“アンリ2世”と評されている。
今夏の移籍市場でもビッグクラブから狙われたが、トッテナムは1900万ポンド(約35億5000万円)のオファーを断られ、チェルシーは獲得に二の足を踏んだという。マンチェスター・Uはその“アンリ2世”の獲得に3600万ポンド(67億3000万円)のオファーを出すことが伝えられている。