アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、3日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のチューリッヒ戦を振り返り、心境を口にした。同日、クラブが公式サイトで伝えている。
アーセナルはELグループステージ第6節で、ホームにチューリッヒを迎えた。前節PSVに敵地で敗れ、決勝トーナメントへのストレートインが可能となるグループ首位通過には勝利が欲しいなか、17分にキーラン・ティアニーの得点で先制する。しかしその後は追加点を奪えずにいると、終盤にかけてはチューリッヒに主導権を奪われ、ヒヤリとさせられる場面も。それでもなんとか失点は免れ、辛勝ながら決勝トーナメント進出を決めることに成功した。
アルテタ監督は「タフな試合になると思っていた」という一戦を振り返り、このようにコメントした。
「我々にはいくつかの大きなチャンスがあったが、それを決めることができなかったため、最後の15〜20分がより難しいものになってしまった。状況をコントロールできていなかったから、守りを固める必要が出てきてしまったんだ。なんとか勝利を手にし、グループ首位になることができたね」
また、前節のPSVに対する敗戦後のリアクションについては、「我々が求めていたものだった」と満足げにコメント。「その一瞬は影響を受けるが、すぐに前進し、何が起こったのか分析して、チームとしてより良くなろうとする。それが我々がやり遂げたことだよ」と口にした。
なお、この日は主将も務めたブラジル代表FWガブリエル・ジェズスは、これで出場した公式戦8試合連続でノーゴールに。それでもアルテタ監督は、「(運が悪いのは)これから変わっていくはずだ。ゴールのチャンスはあるし、チームへの貢献はものすごい。勝利に貢献しているし、すべてのボールに対して戦う姿、すべてのアクションが素晴らしいんだ」と絶賛。「ゴールはやってくるはずだから、彼は我慢強くある必要がある」と、エースの状態について心配していない様子を伺わせた。
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By サッカーキング編集部
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