アストン・ヴィラを破ったモナコ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節が21日に行われ、モナコ(フランス)とアストン・ヴィラ(イングランド)が対戦した。
ここまで6試合を消化したリーグフェーズで3勝1分2敗を記録し、勝ち点「10」の16位につけているモナコ。開幕から4試合無敗を達成して上位争いを演じた序盤から一転し、現在同クラブは連敗中と苦しい戦いを強いられている。直近の公式戦4試合未勝利で激突するのは5位アストン・ヴィラ。モナコに所属する日本代表MF南野拓実は先発メンバーに名を連ねている。
試合は立ち上がりの8分にモナコがスコアを動かす。右サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたデニス・ザカリアがインスイングのクロスを供給。ニアでティロ・ケーラーが合わせたヘディングはGKエミリアーノ・マルティネスに防がれたものの、弾いたボールをウィルフリード・シンゴが頭で押し込んで先制点を挙げた。
勢いに乗るモナコは、15分に敵陣内でラミン・カマラが相手のパスをカット。素早く繋いでカウンターに転じると、ボックス左角にドリブルで運んだエリース・ベン・セギルがグラウンダーで折り返す。走り込んできた南野はスルーを選択し、ボールを受けたマグネス・アクリウシェがダイレクトでシュート。だが、GKエミリアーノ・マルティネスが抜群の反応でピンチを凌いだ。
前半アディショナルタイムには両チームが決定機を創出。45+1分にアストン・ヴィラのエミリアーノ・ブエンディアが縦パスを引き出し、ドリブルで中央に切り込みながらラストパス。ペナルティエリア手前からオリー・ワトキンスがシュートを放つが、GKラドスワフ・マイェツキのビッグセーブによってストップされる。
2分後には味方のロングフィードに南野が反応。巧みなコントロールでボールを収め、複数の相手選手を引きつけながら右脇を駆け上がるアクリウシェへと横パスを出す。しかし、フリーの状況で狙ったシュートはGKエミリアーノ・マルティネスの左手に弾かれ、モナコがビッグチャンスを逃してしまう。
アグレッシブなパフォーマンスを見せるモナコだったが、後半は中盤に入って息切れ気味に。徐々にプレスに乱れが生まれ始め、ゲームの主導権をアストン・ヴィラが掌握する。それでも89分にはアレクサンドル・ゴロヴィンが大きなチャンスを迎えるなど、鋭いカウンターでアストン・ヴィラを脅かす。結局、そのまま試合は終了し、1-0でモナコが勝利。ホームチームがリーグフェーズ突破に向けて貴重な白星を掴み取った。なお、南野は78分までプレーした。次節(最終節)は29日に行われ、モナコはアウェイでインテル(イタリア)と対戦。アストン・ヴィラはホームでセルティック(スコットランド)と対戦する。
【得点者】
1-0 8分 ウィルフリード・シンゴ(モナコ)
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By サッカーキング編集部
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