先制点を挙げたキリアン・エンバペ [写真]＝Icon Sport via Getty Images
チャンピオンズリーグ（CL）・決勝トーナメント1回戦セカンドレグが10日に行われ、パリ・サンジェルマンとバルセロナが対戦した。
ファーストレグでは1－4で敗れて後がないバルセロナは序盤からボールを支配し、リオネル・メッシを中心に積極的にゴールを狙う。23分にはセルジーニョ・デストが右サイドをドリブルで駆け上がりそのままシュートを放つと、GKケイラー・ナバスが触ってクロスバーを叩き惜しくも得点とはならなかった。
守備の時間が続いたパリは29分、VARの介入の結果PKを獲得する。キリアン・エンバペがキッカーを務めると、GKの逆を突いて決めてパリが先制に成功した。
対するバルセロナは35分、再びデンベレがゴールを狙うがGKケイラー・ナバスがこの日3度目のセーブでゴールを割らせない。それでも37分、メッシがエリア外でボールを持つとそのまま左足一閃。ミドルシュートはGKから逃げる軌道を描きゴール右上に突き刺さった。
さらにバルセロナは45＋1分にPKを獲得。しかしGKナバスがメッシのシュートを残した左足で渾身のセーブ。ナバスの活躍がバルセロナの勝ち越しを阻んだ。
バルセロナは後半、攻撃の厚みを増して猛攻を仕掛けるが、肝心のゴールをなかなか奪うことができない。後半はスコアは動かず、1－1で試合が終了。GKナバスを中心にバルセロナの猛攻を凌いだパリが2試合合計5－2で準々決勝進出を決めた。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 1－1（2試合合計：5－2） バルセロナ
【得点者】
1－0 30分 キリアン・エンバペ（PK／パリ・サンジェルマン）
1－1 37分 リオネル・メッシ（バルセロナ）