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レアル完勝で12季ぶりCL決勝進出、王者バイエルンに連勝…悲願10度目制覇へ

2点目を挙げ、歓喜のS・ラモス [写真]=Bongarts/Getty Images

 チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグが29日に行われ、バイエルンとレアル・マドリードが対戦した。

 レアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われたファーストレグでは、カウンターから挙げたカリム・ベンゼマの得点が決勝点となり、アウェーゴールを与えずレアル・マドリードが先勝して迎えた一戦となった。

 バイエルンがボールを保持して試合を進め、レアル・マドリードがロングボールを中心としたカウンターでチャンスをうかがう。開始9分、レアル・マドリードは相手DFライン裏に走り出したベンゼマに向け、ロングボールを送ると、ペナルティエリア外に飛び出したGKマヌエル・ノイアーのヘディングのクリアが短くなり、拾ったギャレス・ベイルが遠い位置から左足で無人のゴールを狙ったが、枠の上へ外れた。

 ゴールに近づく場面はアウェーチームが多く作る中迎えた16分、レアル・マドリードは右CKを得ると、ルカ・モドリッチが送ったボールにセルヒオ・ラモスがフリーで飛び込み、ヘディングでネットを揺らし、先制に成功する。

 勝ち抜けのためには3点が必要となったバイエルンだが20分、右サイドのやや浅い位置でレアル・マドリードがFKを得ると、アンヘル・ディ・マリアが蹴ったボールをペペがニアサイドでコースを変え、S・ラモスがまたもヘディングで合わせて追加点を獲得する。

 34分にはカウンターからベンゼマ、ベイルとつなぎ、最後はクリスティアーノ・ロナウドが落ち着いてゴールに流し込み、3点目を獲得。C・ロナウドはレアル・マドリードでのCL通算50得点目となり、今シーズンの大会15点目で、1シーズンの同大会最多得点記録を更新した。ほぼ試合を決めたレアル・マドリードだったが、38分にシャビ・アロンソが警告を受け、累積により次戦出場停止となってしまった。

 後半、バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督はマリオ・マンジュキッチに代え、ハビ・マルティネスを投入する。フランク・リベリーやトニ・クロースらが積極的に仕掛け、シュートを放つようになるが、状況を打開できないバイエルンは、72分にリベリーとトーマス・ミュラーを下げ、マリオ・ゲッツェとクラウディオ・ピサーロをピッチに送り出す。

 一方のレアル・マドリードは累積警告による出場停止がリーチだったS・ラモスに代え、ラファエル・ヴァランを投入する余裕の采配。78分にバイエルンはクロースがミドルシュートを打つが、クロスバーの上をわずかに越えた。

 試合はその後ペースダウン。90分にはゴール正面やや左の位置で獲得したFKを、C・ロナウドが壁の下の抜けるシュートで直接決め、4点目を獲得。レアル・マドリードはボール支配率こそ相手に譲ったが、バイエルンにほとんど決定機を作らせず、4-0で完勝し、2連勝で決勝進出を決めた。

 レアル・マドリードは2001-02シーズンに優勝を果たして以来、12シーズンぶりの決勝進出。バイエルンの大会連覇の夢は潰えた。決勝は5月24日にポルトガルのエスタジオ・ド・SLベンフィカで開催。レアル・マドリードは史上初の10度目のCL制覇“ラ・デシマ”を懸け、アトレティコ・マドリードとチェルシーの勝者と対戦する。

【スコア】
バイエルン 0-4 レアル・マドリード

【得点者】
16分 セルヒオ・ラモスレアル・マドリード
20分 セルヒオ・ラモスレアル・マドリード
34分 クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
90分 クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード

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