2016.05.16

宮城の子供たちバイエルンユースカップに出場…ロッベンのサプライズ登場も

サッカー総合情報サイト

 5月15日、バイエルン・ミュンヘン・ユースカップ2016がドイツで開催。今大会は、2012年から始まり今年で4回目を迎えた。

 ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンとスポンサーが協力し、サッカーを通して世界中の子供達に「夢」を与え、グローバル感覚を養う場を提供することを目的に開催されている。

 日本セレクションは2016年4月2日に宮城県利府市にて、バイエルン・ミュンヘンのスポンサー、インリー・グリーンエナジーの船越氏主催で開催。

日本セレクションの様子

 今年のファイナルは日本、中国、タイ、インド、ドイツ、アメリカ、オーストリアの世界7カ国に、バイエルン・ミュンヘンユースチームも加えた計8チームが参加。総当たりのリーグ戦で優勝を争う大会形式となっている。

 日本からセレクションを勝ち抜いた10名は、11日にミュンヘンに到着後、12日、13日と各国代表チームとの合同練習に参加。海外の選手とのトレーニングに最初は戸惑いつつも、バイエルン・ミュンヘンのコーチ陣が用意した豊富な練習メニューに目を輝かせて打ち込んだ。

 滞在2日目には練習後にトップチームの公開練習が予定されていたが、豪雨のため中止に。スター選手を間近で見るチャンスを楽しみにしていた選手たちは、肩を落としていた。しかし、クラブハウスに招かれると、そこにはバイエルン・ミュンヘンの10番でオランダ代表のアルイェン・ロッベン選手が。思わぬサプライズに選手たちは、練習の疲れも忘れて喜びを爆発させた。

 14日にはバイエルン・ミュンヘンの本拠地“アリアンツ・アレーナ”で行われるブンデスリーガ最終節、バイエルン・ミュンヘンvsハノーファーに招待され、世界トップレベルのプレーを生観戦。翌15日には実際に観戦した“アリアンツ・アレーナ”のピッチでワールドユースカップファイナルに挑んだ。

◆小松 蓮(明成高校/高2/DF)
――ドイツに来ての感想をお願いします
「他の国の選手とプレイする事は刺激になって楽しかったです。フィジカルの差は感じましたが、個人的には全然やれると思いました。自分の得意な1対1の守備もかなり手応えがありますし、日曜日のファイナルが楽しみです。
練習以外の面ではロッベン選手に会えたのはとても嬉しかったです。生で見るスター選手は雰囲気がありました(笑)」

◆河田竜之介(向陽中学校サッカー部/中3/GK)
――練習はどうですか
「他国のGKは言葉が伝わらない中でもしっかり声を出していて、積極性が凄かったです。 練習メニューの豊富さには驚きました。 体験した事のないメニューばかりで、とても刺激になりました。日本に帰っても練習出来るように、しっかり覚えて帰りたいと思います。日本に戻ったら、今年は中学校最後の大会もありますし、絶対に成長して帰りたいです」

◆鈴木上総(仙台第一高校/高1/MF/去年に引き続き二度目の参加)
――昨年の6位という結果を踏まえて、1年間どういった点を意識して練習しましたか?
「フィジカルの差が大きい分、いかに相手より有利な態勢でボールを受けるか、その点は1年間かなり意識して練習しました。 ワンタッチで相手を交わしたり、シンプルなプレイを心掛けるようになりました」
――15日のファイナルに向けて意気込みをお願いします
「昨年は余裕がなく、思うように力が出し切れなかったので、今年はリラックスして臨みたいと思います。 自分達の力を出し切れば、優勝も夢じゃないと思います。 昨年のメンバーの為にも頑張りたいです!」

◆FC Bayern Munich Head coach international Program Sebastian Dremmler氏
――今大会の趣旨を教えてください
まず第一に、様々な国でサッカーを通じたコミュニケーションや教育が広がって欲しいという気持ちで開催しています。 バイエルン・ミュンヘン、そしてパートナーであるスポンサーの方々と共に開催していて、今年で5年目になりますね。
特にサッカーを充分に行う環境にない地域、子供達を対象にしたいと考えており、日本チームであれば東日本大震災で大きな被害を受けた地域、インドチームであれば靴やボールを用意する事も難しい、貧しい地域でセレクションを開催しました。
そういった子供達にドイツで国際大会を経験して貰う事で、世界的に”サッカーを通じた教育"が浸透して欲しいと考えています。
――ここまでの練習を通して、日本選手は"フィジカル”という部分で大きな力の差を感じているようです。セバスチャン氏はその点についてどうお考えでしょうか
日本の選手達は確かに小柄で、フィジカル面での差は少なからずあるでしょう。 しかしバイエルン・ミュンヘンにもフィリップ・ラームやマリオ・ゲッツェのような小柄で活躍している選手もいます。 私がフットボールにおいて一番重要だと考えているのはクオリティです。フィジカルの差はプレイのクオリティで充分カバー出来ると思います。
日本の選手にしか出せない部分、そういった部分のクオリティを高めていって欲しいと思いますね。


――日本に多くいるバイエルン・ミュンヘンのファンに一言お願いします
日本のサポーターの熱はドイツにも届いています。
いまだと来週のドイツカップファイナル(vsドルトムント)に向けて熱も上がっている事でしょう。 世界中どこにいても同じバイエルン・ミュンヘンファミリーとして心は一つにあります! これからもどうぞバイエルン・ミュンヘンをサポートしてください!

文・写真 Kei Osawa

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