小杉啓太のゴールなどで快勝(撮影:2025年10月)[写真]=Getty Images
第20回アジア競技大会・グループA第3節が23日に行われ、U-21日本代表はU-23タイ代表と対戦した。
大岩剛監督が率いるU-21日本代表は、2010年大会以来、4大会ぶりの優勝を狙う。同大会はU-23世代の代表チームを対象とした大会となっているものの、日本は2028年に控えたロサンゼルスオリンピックを見据えるU-21世代で参戦している。
ここまではU-23ホンコン・チャイナ代表に2-0、20日に行われた前節はU-23キリギス代表に7-0の勝利を収め、今回は同じくグループ連勝のタイとの最終節に臨んだ。
大岩監督は前節から先発8名を変更。GKにピサノアレックス幸冬堀尾、4バックは右から森壮一朗、市原吏音、土屋櫂大、小杉啓太。中盤はアンカーに保田堅心、インサイドに中島洋太朗、石井久継。3トップは右から古谷柊介、道脇豊、石橋瀬凪が並んだ。
なお、海外組では前節途中出場の市原に加え、小杉啓太が初出場。ベンチに石渡ネルソン、ンワディケ・ウチェブライアン世雄が入った。
立ち上がりから後ろ重心のタイを相手にボールを握って押し込む日本。10分には右サイド深くで森がグラウンダーで入れたクロスをボックス中央の石井がダイレクトで合わせるが、これは惜しくも右ポストを掠める。
以降はサイドを起点に揺さぶりをかけると、石橋のゴール方向へ向かうクロスにニアで反応した道脇が際どいシーンに絡むなど、ゴールの匂いを感じさせる攻撃を続けていく。
以降は少し自陣深くまで侵入されるなど押し返される場面がある一方、森や道脇がボックス付近で積極的に足を振っていく。だが、再三のシュートがなかなか枠に飛ばない。
それでも、前半半ば過ぎの31分には左サイドで果敢に仕掛けた石橋がDFを振り切ってポケットに侵入し、ゴールライン際から正確なマイナスのクロスを供給。これを中央でフリーの中島が左足で合わせ、ようやくゴールをこじ開けた。
中島の2戦連続ゴールで先手を奪った日本。反撃へ少し前に出てきたタイの攻撃を受け止めつつ、追加点を奪いに行く。前半終了間際の42分には石橋との連携で深い位置に侵攻した小杉の左クロスをファーの古谷が頭で合わすが、これは枠の右に外れた。その後も保田の強烈なシュートなどでゴールに迫ったが、点差を広げることはできなかった。
後半も同じメンバーで臨んだ日本は、電光石火の連続攻撃で一気にタイを突き放す。
まずは47分、右サイドから森が入れたクロスのこぼれに反応した小杉がボックス手前から左足インサイドを使った抑えの利いたダイレクトシュートを放つと、これがゴール右上に突き刺さる。
小杉のゴラッソによる興奮冷めやらぬ中、わずか1分後に3点目。左サイドでタメを作った石橋からの折り返しをゴール前で収めた石井が反転シュートを匂わせての完璧な切り返しで相手守備陣を翻弄。最後はゴール方向へ向き直して左足の正確なシュートを右隅へ流し込んだ。
この連続ゴールで完全に主導権を掴んだ日本は55分、殊勲の石井を下げて石渡を投入。さらに、65分には市原と中島を下げて岡部タリクカナイ颯斗、嶋本悠大を同時投入した。
以降は大会無失点継続を意識しつつ、交代選手を中心に攻撃の際にはしっかりと人数をかけて4点目を目指す。
その後、古谷と道脇を下げて福永裕也と今大会初出場のンワディケを同時投入し、交代カードを使い切った中、さらなるゴールこそ奪えなかったものの、3試合連続クリーンシートでゲームをクローズした。
この結果、3-0の快勝でグループAを首位通過した日本は26日に豊田スタジアム(19:30キックオフ)で行われる準々決勝でグループBを2位通過したU-23朝鮮民主主義人民共和国と対戦する。
【スコア】
U-21日本代表 3-0 U-23タイ代表
【得点者】
1-0 31分 中島洋太朗(U-21日本代表)
2-0 47分 小杉啓太(U-21日本代表)
3-0 48分 石井久継(U-21日本代表)
【スターティングメンバー】
U-21日本代表(4-3-3)
GK:ピサノ・アレックス幸冬堀尾
DF:森壮一朗、市原吏音(→65分 岡部タリクカナイ颯斗)、土屋櫂大、小杉啓太
MF:中島洋太朗(→65分 嶋本悠大)、保田堅心、石井久継(→55分 石渡ネルソン)
FW:古谷柊介(→80分 福永裕也)、道脇豊(→80分 ンワディケ・ウチェブライアン世雄)、石橋瀬凪
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By サッカーキング編集部
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