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オランダ代表OBが日本代表への発言を謝罪「差別する意図はなかった」…W杯初戦解説を担当

2026.06.19

日本代表の同点弾直後、オランダ代表OBが不適切発言 [写真]=Getty Images

 元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏が、FIFAワールドカップ2026・グループF第1節でのコメントについて謝罪した。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 オランダ代表日本代表が激突したグループF第1節は白熱した展開に。後半開始早々にフィルジル・ファン・ダイクが先制点を叩き込むと、6分後に中村敬斗が相手GKのニアを撃ち抜く強烈なシュート沈めたが、その7分後にクリセンシオ・サマーフィルが勝ち越し点。89分に伊東純也のCKから最後は鎌田大地の頭に当たったボールがネットを揺らし、2度追いつく粘り強さを見せた日本が勝ち点「1」をもぎ取った。

 日本では本田圭佑の『NHK』での解説が話題となったが、オランダメディア『NOS』で解説を務めたファン・デル・ファールト氏の発言が物議を醸している。国際Aマッチ通算109キャップを誇り、かつてトッテナム・ホットスパーやレアル・マドリードで活躍した43歳は、日本代表が同点に追い付いた89分の場面で小川航基がフリーになっていたことを指摘しつつ、「みんな同じ顔をしている」と発言した。

 この発言について、ファン・デル・ファールト氏は「誰かを不快にさせたり、傷つけたり、差別したりする意図はまったくなかった。私はあらゆる形態の人種差別に反対し、あらゆるバックグラウンド、人種、文化を持つ人々を尊重している」としつつ、「私の言葉の一部が人々を不快にさせたり、傷つけたりした可能性があることを理解している。心から謝罪したい。そのような意図はまったくなかった」と謝罪した。

 報道によると、反差別団体『Kick It Out』はファン・デル・ファールト氏の発言を批判しつつ、東アジアおよび東南アジアのコミュニティを支援する『フランク・スー財団』とともに声明を発表。「元選手が日本代表チームに対して人種差別的な発言をし、さらにそれを冗談だと弁解しようとするのは非常に残念だ」と前置きしつつ、次のように続けているという。

「たとえ彼が発言に人種差別的な意図はなかったと主張したとしても、その発言は関係者だけでなく、東アジアと東南アジアのコミュニティ全体に影響を与える可能性がある。過去に選手に対して行われた同様の事例を見れば明らかだ。ワールドカップは世界中の膨大なテレビ視聴者の注目を集めるため、ゲストは常に言葉遣いに気を配る必要がある。そして、放送局は番組出演者に対し、追加の教育や研修などを通じて責任を負うべきだ」

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