重要なイラク代表戦で敗れた日本代表 [写真]=Getty Images
AFCアジアカップカタール2023のラウンド16で、日本代表と韓国代表による“日韓戦”が実現する可能性が出てきた。20日、韓国メディア『news1』が伝えている。
日本代表は19日、グループD第2節でイラク代表と対戦し、1-2で敗戦。最終節のインドネシア代表戦にグループステージ突破を懸けることになった。
また、イラク代表戦の敗戦により、日本代表のグループステージ首位通過の可能性が消滅。日本代表が2位で決勝トーナメントに進出した場合、ラウンド16の相手はグループEの1位となり、決勝トーナメントがいきなり“日韓戦”で幕を開ける可能性がある。
“日韓戦”早期実現の可能性については韓国でも注目度が高い模様で、『news1』は「アジアカップの強力な優勝候補である韓国と日本がラウンド16で激突する可能性が高まった」と伝え、「もし韓国が20日のヨルダン代表戦で勝利すれば、グループEの1位を事実上確定させることになる」と状況を整理した。
同メディアは「予想より早く実現する可能性のある“日韓戦”に対して、日本では警戒感が強まっている」と報道。「イラク戦後、韓国取材陣に対応したタケヒロ・トミヤスは『韓国は選手層が厚く良いチームだ。対戦するなら決勝戦で当たりたかった』と語った」と、DF冨安健洋(アーセナル/イングランド)のコメントを引用して伝えている。また、「日本取材陣のある人物は『イラク戦では何もできなかった。一方、韓国がバーレーンとの初戦で見せた競争力は非常に脅威だった』と語り、ラウンド16での“日韓戦”に消極的な姿勢だった」とも伝えている。
なお、“日韓戦”が実現すれば、アジアカップでは日本代表が優勝を飾った2011年大会以来13年ぶり。この時両者は準決勝で顔を合わせ、日本代表がPK戦の末に決勝へと駒を進めている(延長2-2、PK戦3-0)。
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By サッカーキング編集部
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