日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長
日本サッカー協会は22日、2026年度第3回技術委員会を開催。終了後、山本昌邦技術委員長が報道陣に向けてブリーフィングを行った。山本委員長は「ワールドカップの振り返りが全体のボリュームとして大きかった」と報告し、「活性化したいい会議だったと思います」と振り返った。
会議ではFIFAワールドカップ2026のベスト8進出国との比較をベースに日本代表の現在地を分析。今大会では全4試合で得点できたことなど収穫があった一方、特に決勝トーナメント1回戦のブラジル代表戦では「プレッシャーをかける量や寄せる回数、実際にボールを奪えたかどうか。奪い切る回数では下回った」などの課題が挙がり「奪ってから効率良くつなげる部分には改善の余地がある」と指摘した。なお、コーチングスタッフとの大会総括はすでに実施しており、現在は技術委員会で個別面談を進めているという。
議論の結論としては「継続と成長が大事。歩みを止めない」という点で一致。今大会決勝に進出したスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督はいずれも世代別代表監督を経て、A代表の監督に就任した経歴を持つことを挙げ、「選手の力を最大限引き出してもらうには、継続したコンセプトとプレーモデルの下で、日本人の特徴を生かしてもらうことが重要」と説明。A代表監督にはアンダーカテゴリーを経験した指導者が望ましいとの考えを示した。
その理論に当てはまる一人なのが、森保一監督だ。現在の日本代表のコアメンバーには、森保監督が東京五輪世代で指導した選手が多く「森保監督は対話をし、選手の話も聞き、バランスを取りながら前に進めてくれている」評価した。2030年大会へ向けて新たなサイクルがまもなく始まるが、森保監督の去就は現時点で正式発表されていない。
明日23日(木)には日本サッカー協会の理事会が予定されており、山本委員長は「プロセスが決まっているので、明日の理事会で会長が整えて発信する」と明言した。一方で「技術委員会は監督の名前を出して決める場ではないので、それは理事会でしっかりと整理して承認を得るというシステムになっています」と説明。「決定機関は(技術委員会ではなく)明日の理事会なので、会長が整えて(理事の)皆さんに承認をいただく」とした。
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By サッカーキング編集部
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