日本代表を率いる森保一監督 [写真]=Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は8日、「FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選」で戦うシリア代表戦のキックオフ時刻が変更となったことを明かした。
日本代表は11月の活動で11月16日(木)に『パナソニックスタジアム吹田』でミャンマー代表と、21日(火)には『プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム』(サウジアラビア)でシリア代表と対戦する予定となっている。
当初、シリア代表戦は現地時間20時(日本時間は22日2時)キックオフ予定となっていたが、現地時間17時45分(日本時間は同日23時45分)に変更されることとなった。
キックオフ時刻の変更に森保一監督は「決定事項の中でベストを尽くすということを考えないといけないと思います。現実の中で我々が勝つためにどういう最善の準備ができるかということと、試合中に選手個々の力、チームとして繋がりを持って、その時の最大のパフォーマンスをどうやってできるかということに気持ちを持っていかなければいけないと思います」と暑さの残る時間帯への開催変更に心境を明かしながら、次のように続けた。
「現実以外は何もないので、現実の中でベストを尽くす、現実の中でしっかりと勝っていくということはこれまでも考え方の共有はしてきました。特にアジアの戦いの中で不測の事態というのはたくさんありますので、それをネガティブに考えるよりも現実の中で自分たちが勝っていくためにやる。想定外のことは起こった中でその経験で自分たちが大きくなれると考えながら戦っていきたいと思います」
「時間が変わって、気温などいろいろなことが出てくると思いますが、それも含めて変わった中で起こり得る環境への対応はしっかりとしていきたいです。応援してくださる皆様には何を見て頂けるかは分かりませんけど、チェックして頂ける時間になればいいと思っています」
なお、ミャンマー代表戦は19時キックオフ予定でテレビ朝日系列にて全国生中継およびABEMAにて生配信される一方、内戦下という状況から外務省が退避勧告を出している影響で中立地での開催となるシリア代表戦の放送の予定は未定となっている。
このことについてナショナルチームダイレクターを務める山本昌邦氏は「最大限調整をして応援してくださる皆さんにライブでしっかりと見てもらえるのが、長くて高い成長の選手の過程というのを皆さんの脳裏に焼き付けて頂きたいと思っています。サッカー協会の方で最大限調整して頂いていると思っているので、ギリギリまでそれが続くと思っています」と現状を説明した。
By サッカーキング編集部
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