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岡山の豪州代表FWデューク、“第二の祖国”日本代表戦へ「自分たちのプレーに集中する」

2021.10.11

最終予選で3戦2発と好調のミッチェル・デューク [写真]=Getty Images

 オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山)が、12日に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・日本代表戦の前日会見に臨んだ。

 日本に対し、「第二の祖国のような気持ち」を抱いていることを明かしたデューク。「日本にはたくさんの友達もいる。私が日本代表と対戦することに(ファジアーノ岡山の)チームメイトもワクワクするだろうけど、複雑な気持ちだろうね。私のことも日本代表も応援するという、相反する気持ちがあるだろうから。日本とオーストラリアのこれまで対戦の歴史もあるから、誰にとってもワクワクする試合になる」と、対戦への思いを語った。

 また、日本へ戻った理由について問われると、「必ずしも代表選出が理由ではない」と回答。続けて、「サウジアラビアの生活がかなり難しく、それとともに(2015シーズン〜2018シーズンに在籍した)清水エスパルスでの生活がよかった。文化、ライフスタイルも好き。いい思い出があった。J1でもJ2でも素晴らしいリーグなので、プレーできるチャンスがあったから全力で掴みに行った。大事なのは与えられた環境でベストのプレーをできるかどうか。日本でそういうプレーができると思ったし、その方が代表に選ばれるチャンスが高まると思った」と説明した。

 ここまで1勝2敗の日本とは対照的に、3連勝スタートを切ったオーストラリア代表。デュークは敵地『埼玉スタジアム2002』での戦いに向けて、「相手の弱点にフォーカスするのではなく、自分たちのプレーに集中することが私たちのスタイルとして大事なことだと思っている。自分たちのベストを尽くし、自分たちを信じることで結果がついてくると思っている。引き分けは全く考えていない。一戦一戦大事にして、一戦一戦勝ちを狙いに行く」と、大一番への意気込みを示した。

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