オンラインでの取材に応じた板倉滉
U-24日本代表のDF板倉滉(フローニンゲン/オランダ)が9日、オンライン上で取材に対応した。
東京オリンピックに向けて直前合宿を行っているU-24日本代表。板倉は「中盤に差し掛かっているが、コンディションも、メンタルも含め、徐々にいい状態に持っていけていると思う。昨日の練習試合も普段の練習もそうだが、みんながより良いチームを作ろうという意識を感じている。このまま引き続き、オリンピックに向けていい状態を作っていきたい」と手応えを口にした。
U-24日本代表は8日に初めての練習試合を実施。静岡産業大学と対戦し、5-0での勝利を収めた。同試合に後半から出場した板倉は、「昨日は初めてやる選手も多かったが、僕だけに関わらず、周りのみんなも自分のことだけにならず、チームとしてあの短い時間でもいいものにしようとしていると感じた」と振り返った。
続けて、東京オリンピックは「昨日のように湿度の高い天候のなか、中2日でやっていかないといけない。間違いなく総力戦になる」と言及し、「チーム全員の力が本当に必要になってくると思う。自分がいつ出てもいいように、僕だけに関わらず、みんながそういう意識を持って日ごろから準備することが大事だと思う」と語った。
オーバーエイジ(OA)として吉田麻也や遠藤航が合流したことで、U-24日本代表での立ち位置が変わった板倉。しかし、「常にスタメンを奪いに行くつもりで練習からやっている」とポジションを奪いにいく気持ちで臨んでいることを強調した。
「そこをベンチでいいやとか、自分が出た時に頑張ればいいや、という気持ちでやってたらダメだと思う。スタメンの選手をどんどん脅かすような存在、自分がスタメンを取ってやるという気持ちはまだまだ持っている。それは僕だけではなく、みんなも持っているなと練習から感じている。そういう意味でもいい雰囲気でトレーニングができている。そういうメンバーが集まっているのが、このオリンピックメンバーだと思うので、みんなで高め合いながら、さらにいいチームを作っていければなと思う」
By サッカーキング編集部
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