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槙野がジョークを交えながら香川を称賛「本当にリスペクトしかない」

2017.11.11

11日にトレーニングを行った槙野智章 [写真]=新井賢一

「ブラジル戦で感じたことを出していかないと、まったく意味がない」。DF槙野智章(浦和レッズ)が14日のベルギー戦に向けて意気込みを語った。

 日本は10日にブラジルと対戦し、1-3で敗戦。センターバックとしてフル出場し、ゴールをマークした槙野は「ポジティブな面もあった」と手応えを明かしつつ、それを次の試合に繋げなければならないと主張した。

「もっとこうしておけばよかったというのもあると思うけど、いま自分たちが置かれている状況であのチームとやれたことで、間違いなくポジティブな面はあったと思います。ただ、このブラジル戦で感じたこと、自分たちがやらなきゃいけないことっていうのをベルギー戦で出していかないと、まったく意味がなかったということになってしまいます」

 ブラジル戦の反省を踏まえ、ベルギー戦ではどのように戦うべきなのか。

「ブラジルと比べると前の選手の質の高さと機動力っていうのはかなりあるんじゃないかなと思っています。ブラジル戦は立ち上がりの失点が後に響いたっていうのがあるので、ベルギー戦はより守備をしっかり、もっと修正しないといけないと思っています」

 10日の試合には、今回招集メンバーから外れたMF香川真司(ドルトムント)が観戦に訪れた。「ゴールを決めてよかったね」と祝福の言葉を受けた槙野は、「本人も思うところはあったと思う」と香川の胸中を理解した上で、冗談を交えながら称賛の言葉を送った。

「難しい立場の中でもこうやって試合を見に来る姿っていうのは本当にプロ意識を感じました。彼の状況を考えたら試合を見に来るっていうのは難しいと思うんですよね。そこをチームのためになにか行動を起こしたいっていうのは感じたし、後輩ながら、本当にリスペクトしかないです。態度も行動もそうだし、試合を見に来た格好、コートもおしゃれになったしね(笑)。そういうのも変わったところじゃないですかね(笑)」

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