酒井高徳は圧巻ゴラッソ [写真]=Getty Images
明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドWEST第2節が13日に行われ、ヴィッセル神戸とV・ファーレン長崎が対戦した。
シーズン以降前、半年間の特別なシーズンに行われる明治安田J1百年構想リーグも第2節に突入。今週もフライデーナイトJリーグ、通称“金J”が1試合組み込まれており、神戸が本拠地『ノエビアスタジアム神戸』に長崎を迎えた。
ミヒャエル・スキッベ監督の下で新たなスタートを切った神戸は、6日に第1節で京都サンガF.C.と対戦。武藤嘉紀のゴールで先制すると、後半に入って同点弾を奪われたものの、百年構想リーグ特有のフォーマットであるPK戦でGK前川黛也が躍動。2本のシュートをストップし、勝ち点「2」を積み上げることに成功した。続く10日には、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第7節でFCソウルを2-0で撃破。リーグステージ突破を決めていた。
一方、長崎は2025明治安田J2リーグを2位で終え、8年ぶりにJ1の舞台へ戻ってきた。明治安田J1百年構想リーグでは、同じく6日にサンフレッチェ広島と対戦。後半立ち上がりまでに3点を許す苦しい展開となり、反撃は81分にマテウス・ジェズスが挙げた1点のみ。1-3と黒星スタートとなっていた。
神戸はACLEのFCソウル戦から中2日という過密スケジュールに身を置いていることもあり、同試合からはメンバーを5名変更。扇原貴宏や大迫勇也らは欠場している。一方、長崎は広島戦から3名を入れ替え、新たに米田隼也、ディエゴ・ピトゥカ、山﨑凌吾が先発入り。山口蛍は古巣戦に臨む。
試合は序盤から、神戸が攻撃へ転じる時間が長くなり、長崎としては自陣から抜け出せない状況が続く。神戸が押し込み続けるなかで迎えた25分、神戸が左コーナーキックを獲得。永戸勝也が左足で蹴ったアウトスイングのボールは、競り合いの末にボックスの外へ出たものの、こぼれ球に反応した酒井高徳が右足一閃。見事なダイレクトボレーを突き刺し、神戸が先手を取った。
勢いに乗る神戸は35分、小松蓮がスピードを上げてGK後藤雅明にプレスをかけると、左足でのキックの乱れを誘い、このボールを井手口陽介が回収。ボックス右で井手口からのパスを受けた佐々木大樹は、切り返しから左足で狙い澄ました一撃を叩き込む。ビューティフルゴールが決まったかと思われたが、ここはオフサイドと判定され、得点は認められない。
それでも、佐々木は続く42分、正真正銘のゴールを奪ってみせる。ペナルティエリア手前右寄りの位置で酒井がボールを受けると、左足で上げたクロスボールに佐々木が反応。ゴール前で力強さを見せてヘディングシュートを沈め、神戸が2点をリードして前半を終えた。
後半に入っても試合の様相は大きくは変わらず、神戸が主導権を握って時計の針を進める。小松蓮が複数回にわたってシュートチャンスを迎えたが、トドメの3点目は奪えない。
対する長崎は、61分に3枚の交代カードを切り、“切り札”のノーマン・キャンベルを送り出す。そのキャンベルは73分、左サイドからカットインし、強引に右足を振ったものの、GK前川黛也に難なくキャッチされる。長崎にとってはこれがこの試合のファーストシュートだった。
後半アディショナルタイムにはマテウス・ジェズス、笠柳翼が強烈なシュートを放ったが、どちらもGK前川黛也の好セーブに阻まれ、長崎は反撃の1点を奪えない。試合はこのままタイムアップを迎えた。
神戸は第1節ではPK戦による勝利だったため、90分間の結果という意味では、同試合が初白星となった。勝ち点を「5」に伸ばし、WESTグループの上位争いの主役となりそうな気配を醸し出している。一方、長崎は2連敗と苦しいスタートとなった。
この後、神戸は17日にACLE・リーグステージ第8節でジョホール・ダルル・タクジムの本拠地に乗り込む。その後、21日に控えた次節の明治安田J1百年構想リーグでは、敵地で清水エスパルスと対戦予定だ。一方、長崎にとって次節は21日、名古屋グランパスとのアウェイゲームとなっている。
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By サッカーキング編集部
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