守田達弥(左)と谷晃生(右)
FC町田ゼルビアに所属する守田達弥と谷晃生。過去にJリーグで対戦経験がある2人は、今季からチームメイトとなり、“一つしかない”守護神のポジションを巡って日々切磋琢磨を続けている。初めての対談企画では互いの印象やGKを始めた理由、そしてGKならではの視点について語ってくれた。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
――今季からチームメイトになりました。一緒に練習をしてみてのお互いの印象はいかがですか?
守田 晃生はとにかくパワフルだなという印象です。キックにしてもセービングにしても、パワーを乗せるのがすごく上手い。尚且つ早く動けるので、すごいなといつも思っています。
谷 ジャンさんは“ジャンボ”(守田のニックネーム)と呼ばれているだけあります。身長は自分とそこまで変わらないですが、リーチが長いし、体を大きく見せられるし、体に当てるし、1対1でゴールが小さく見える。そういった距離感や手の出し方など、すごく起用だなといつも思っています。
――守田選手は身長191cm、谷選手は187cmと長身ですが、小さい頃から身長は高かったのでしょうか?
守田 僕は小6でもう170cmは超えていました。GKを本格的に始めたのは中学校に入ってからです。
谷 僕も中学に入ったときで172、173cmはありました。GKを始めたのは割と早めで小4です。フィールドもやりながらでしたけど、GKに専念するようになったのは中学からですね。
――では、GKを始めたきっかけを教えて下さい。
守田 同学年にGK志望の選手がいませんでした。一つ上にGKの選手がいたんですけど、フィールドプレーヤーとして良くて使いたいから、「体も大きいしGKやってみて」というのがスタートです。
谷 きっかけは3つ上のお兄ちゃんの代で人が足りなくて「弟がGKをやって」という感じでした。
守田 3つ上とやるのはすごいね。
――テレビなどで試合を見る際もGK視点で考えたりしますか?
守田 他のチームのゴールシーンは、ゴールというより失点シーンとして見ちゃうよね。
谷 自分だったらどうしていたか。こうやって言われているし、言われそうだけど「GK目線で見たら、こうだよな」というのはありますね。やっぱりGKを深くまで理解できる人、GK経験者は少ないと思うので、GKにしか分からないことも多いと思います。
――GK視点でここを着目すると面白い!というのはありますか?
守田 GKで一番いいプレーはキャッチだと思います。キャッチできる=簡単なボールというイメージがあるかもしれないですけど、意外とそんなこともなくて。ボールの軌道が多少揺れていたりして難しかったりする中、その選手がキャッチを選んでいる。ダメなら弾くけど、弾くところはセカンドの攻撃につながらないところを狙って弾いている。いいところに弾いているなと思うし、相手の次の攻撃を奪っていることになるので、そういったプレーはぜひ見てほしいなと思います。
谷 距離の詰め方やポジショニングです。僕はポジショニングで7割は防げると思っています。ここにいたらもうちょっとボールにアプローチできたんじゃないか。もうちょっとボールに対して、対応を早くできたんじゃないかとか。自分の映像を見ても思います。映像でしか分からないところもありますし、ピッチに立っている人の考え方として違うものが見えたりもする。そこは両方考えながら映像を見ることは多いですね。
――11人制サッカーでGKはやったことないけど、フットサルなどでGKをやる機会がある人は多いと思います。どういったことを意識すると良いですか?
谷 真似でいいと思います。そこまでちゃんとやるというよりイメージです。
守田 フィールドプレーヤーはボールに対して半身になって対応すると思いますが、GKは絶対に正体なんですよね。そこを意識するとボールに対して反応しやすいのかなと思います。
――町田は堅守、失点しないことがチームのベースとしてあると思います。失点に対する意識の部分は町田に加入してから変わりましたか?
守田 ミーティングが細かいですし、チームのコンセプトも明確。そこを徹底している選手がピッチに立って戦えるのだと思っています。そこをやらなければダメなんだなというのを改めて感じさせられました。
谷 失点だけに関わらず、本当に細かくどこがどうだとか。ここはこうするべきだったとか。チームとして共有しているものが毎回あるので、それを聞いていると自然と自分のプレーに対して、ここはどうだったのかとか、もうちょっとこうするべきだったんじゃないかとか、すごく考えるようになりました。そこは町田に来てより深く、自分に対して追求するようになったところかなと思います。
【FC町田ゼルビア ホームゲーム情報】

日程:5月31日(土)14:00キックオフ
対戦:横浜F・マリノス
場所:町田GIONスタジアム(天空の城 野津田)
FC町田ゼルビア vs 横浜F・マリノス
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By 三島大輔
サッカーキング編集部



