ガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われ、ガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦した。
連敗中のG大阪が、3位C大阪を『パナソニックスタジアム吹田』に迎えた。G大阪をリーグ戦では2019年以来となる宿敵撃破をかけて、C大阪はリーグ戦でのダービー6連勝をかけて、公式戦通算63度目の“大阪ダービー”に臨んだ。
序盤はC大阪がボールを握って押し込んだが、決定的な場面には至らず。逆に苦しい時間帯を耐えたG大阪は徐々に敵陣でボールを奪う場面を増やしてチャンスを作るようになる。そして28分、相手DF毎熊晟矢のパスミスを拾った宇佐美貴史が、ペナルティエリア手前で右足一閃。鋭いシュートをゴール右下へ突き刺し、自身32歳の誕生日に花を添えた。
35分、C大阪にアクシデントが発生。ゲームキャプテンの舞熊が筋肉系トラブルでプレー続行不可能となり、元G大阪ユースの奥田勇斗との交代でピッチを後にした。1点ビハインドで折り返した後も攻めあぐねるC大阪は、58分にも登里享平の負傷交代に見舞われ、3枚替えで流れを変えようと試みる。さらに小菊昭雄監督は66分に最後のカードを使い、負傷から復帰した清武弘嗣が今季初出場を果たした。
一方でC大阪の攻撃を受け流しながら追加点を狙うG大阪は、73分に絶好機が到来。ペナルティエリア内でボールを奪い返した坂本一彩がゴール前で強烈なシュートを放ったものの、相手GKキム・ジンヒョンのセーブに阻まれた。
試合はこのまま終了し、最後までC大阪を封じ込めたG大阪が1点を守り切って勝利した。G大阪は3試合ぶり白星、C大阪は3試合ぶり黒星となった。G大阪がリーグ戦での“大阪ダービー”を制したのは、2019年5月以来となった。
次節は11日に行われ、G大阪は敵地で名古屋グランパスと、C大阪はホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【得点者】
1-0 28分 宇佐美貴史(G大阪)
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By サッカーキング編集部
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