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広島の新スタジアムがメディア公開…久保会長「感無量」、森保監督「広島の宝になる」

2024.02.01

エディオンピースウイング広島 [写真]=湊昂大

 サンフレッチェ広島の新たな本拠地となる新スタジアム「エディオンピースウイング広島」が報道陣に公開された。1月31日、所有者の広島市が主催する竣工式と、指定管理者のサンフレッチェ広島が主催するメディア内覧会が行われた。

 新スタジアムは広島市中心部の中区基町に建設され、2022年2月1日の着工から約2年をかけて2023年12月28日に完成した。2月1日に開業を迎え、5日まで広島市主催の内覧会が行われる。同6日~9日はプレオープンで、10日のグランドオープンではこけら落としでガンバ大阪とプレシーズンマッチを戦う。


 竣工式では広島市の松井一實市長、広島県の湯﨑英彦知事をはじめ、サンフレッチェ広島の久保允誉代表取締役会長、日本サッカー協会の宮本恒靖専務理事らが出席。メインビジョン点灯式やテープカットなどが行われた。

[写真]=湊昂大

 久保会長は式典後、「まちなかスタジアムを提唱してきまして、今日こうして竣工式を迎えることができて、本当に感無量です」と心境を明かし、「紆余曲折してきた中で、本当に実現できるのかどうか、というところがありましたが、広島県、広島市、それから財界の方々にバックアップしていただきました。そして、なによりもサンフレッチェファミリーのみなさん方の熱い気持ちが実現につながったと思っています。今後はスタジアムを通じて、地域に貢献し、感動を提供していきたいです」と話した。

 サンフレッチェ広島で選手としても監督としても活躍し、現在は日本代表を指揮する森保一監督は、カタールで開催中のアジアカップを戦っているため、ビデオメッセージで登場。「スタジアムの竣工、本当にうれしいです。これまでスタジアムの建設に尽力してくださったみなさん、建設に携わってくださったみなさん、本当にありがとうございました。みなさんのお力で広島の宝となるもの、そして広島の夢につながっていくものができたと思います。これからスタジアムでいろんな戦いが繰り広げられて、広島の活気と潤いにつながることを期待しています」と笑顔で話した

 その後、エディオンピースウイング広島のモニュメントがお披露目され、松井市長と久保会長に加え、森﨑和幸クラブ・リレーションズ・マネージャーとサンチェも登場した。同モニュメントはスタジアムのスパイラル広場2階デッキに設置され、2月1日から9月1日まではサンチェとフレッチェが巨大な3Dとなって出現し、一緒に写真撮影ができるAR活用の限定イベントが開催される。

[写真]=湊昂大

 キャプテン翼の壁画は除幕式が行われ、原作者の高橋陽一氏らが出席した。エディオンピースウイング広島とキャプテン翼のコラボプロジェクト「PEACE WING HIROSHIMA PROJECT ONE」の一環で制作された壁画「Peace Wall」は、高橋氏が特別に書き下ろしたもので、横幅8メートル62センチ、高さ2メートルという巨大壁画。スタジアムの2階コンコース東側に設置されている。

[写真]=湊昂大

 壁画は、主人公の大空翼がU-20日本代表のキャプテンとしてワールドユース制覇を成し遂げた後にした「サッカー世界平和宣言」がモチーフ。この「Peace Wall」では、大空翼が「ボクはサッカーで平和を叶えるため、この広島から“サッカー世界平和宣言”を全世界に発信します!」と力強く語っている。

 さらに、壁画の背景には白黒の原爆シーンとカラフルなエディオンピースウイング広島が描かれた。高橋氏は「白黒からカラーに変わる展開を考えました。悲惨な過去は変えられないけど、いい未来が作れるといいなという願いを込めて、白黒からカラーにいくグラデーションで表現しました。また、枠の部分も黒から明るい色になるグラデーションで、明るい未来がきてほしいなという思いで作りました」と説明した。

 新スタジアムは観客席が2万8520席で、最前列の席とピッチの距離は約8メートルの近さ。座席の種類はVIP・ボックス・プレミアムのシート6種類、バラエティシート13種類など国内最大規模の計42種類。その他、音声の聞こえを補助する集団補聴席が約900席あり、世界基準を掲げるラウンジ、キッズルーム、センサリールームなども設置されている。

[写真]=湊昂大

 メディア内覧会ではミュージアムやオフィシャルショップが公開された。ミュージアムは、サポーター投票によって選出された歴代イレブンや名監督の巨大壁画が入り口でお出迎え。その後は、広島の復興とサッカーのつながりや広島のサッカー史を伝える4分弱のムービー、サンフレッチェ広島の歴史、ユニフォームギャラリーなどに加え、パスやシュートのアクティビティが行える体験型のコンテンツもそろっている。

[写真]=湊昂大

 ミュージアムの上階にあるショップは売場面積約400平方メートルで、グッズは以前のショップと比べて約3倍の品揃え。応援グッズ、開業記念商品、アパレル商品だけではなく、尾道ラーメンや瀬戸内レモンなど広島を代表する観光品など、多彩な商品が並ぶ。

[写真]=湊昂大

 スタジアムの醍醐味の一つであるグルメは、『世界のリーグを食べつくせ!』をコンセプトとし、ワールドワイドな食品を展開。2024シーズン開幕時にはイギリス、スペイン、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本、メキシコ、ブラジル、アメリカ、アジアの全9カ国と1地域のグルメが用意され、選手と考案したコラボメニューも予定されている。

[写真]=湊昂大

取材・文=湊昂大

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By 湊昂大

Kota Minato イギリス大学留学後、『サッカーキング』での勤務を経てドイツに移住して取材活動を行う。2021年に帰国し、地元の広島でスポーツの取材を中心に活動中。

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